とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ルチアさんの作者

あー、危ない危ない。
『ルチアさん』にしたら、終わってしまうところだった。
そう、しりとりをつづけているタイトルは、
「ン」で終わらないよう、注意しなければ。
海外の方などは、「ん」で終わるお名前が、結構多いのだった。

『ルチアさん』の作者が、訳を!
小公女 (福音館古典童話シリーズ 41)
『小公女』バーネット:作 (高楼方子:訳 福音館書店

お高い…福音館書店の古典童話シリーズ。
これが文庫になるには、どれだけ待てばいいのやら。
いやいや、待てない。
早く、これ↓とこんな風に並べてあげたい。
緑の模様画 (福音館創作童話シリーズ) 小公女 (福音館古典童話シリーズ 41)

高楼方子さんの『ルチアさん』は、不思議なはなしだ。
昨日書いた『人形の旅立ち』とは違うが、
なんというか…ちょっぴり不気味さが漂う。
『時計坂の家』もそう。
高樓方子さんの作品は、いろいろ好きなものがあって、
いや、ほとんど好きで…ちょっと不気味なおはなしから、
ユーモア満点の話、じわじわ感動が伝わってくるおはなしなど、
あれこれあって、面白い。
絵本も面白いけれど、長い読み物のほうが好きかな。
エッセイ『記憶の小瓶』も、凄く好きだった。
そんな作家さんが、思い入れのある『小公女』を訳された。
どんなセーラだろう。とても楽しみだ。