とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

枝野幸男氏

彼の官房長官ぶりは、
福田康夫氏が、官房長官だった時の感じに近いものを感じていた。
毎日毎日ニュースを見ているわけじゃないし、
新聞なんかも読み切れずにいるから、
本当に適任だったかというのは、
しっかり見ている人たちからしたら、
ダメダメだったのかもしれないけれども、
福田康夫氏や、枝野幸男氏がマイクに向かってしゃべる言葉は、
彼ら自身の言葉のように、感じるのだ。
原稿を読んでいたかもしれないけど、
それを感じなかったなぁと思う。

福田氏が首相になったとき、だからちょっと期待した。
なんだか、残念だったけれども。
彼は官房長官が適任だったのかもなぁ。

大体、政治家といっても、
国民に伝わる言葉で話してもらわないとなぁと思う。
私たちの代表なんだったら、余計に。

自分の言葉で考えて、自分の言葉で伝える。
そんなありきたりなことが、難しい世の中ではあるけれど。

官房長官としての言葉と、彼らの本音は違うかもしれない。
だけれど、官房長官なのだから、
国民や、世界に向けて伝えなきゃならない、
自分の思いとは別の言葉もあるだろう。
彼らはそれを、自分の中でちゃんと咀嚼して、
自分の言葉に翻訳して伝えていたのではないかと、
勝手に思っているのだが…。

本当に、その政治家がどういう人間かどうかはわからないけれど、
ただ、テレビであれ、新聞であれ、ネットであれ、
ただ、記事をうのみにするようなバカな国民には
ならないように、気を付けなければ。

枝野幸男氏が、官房長官ではなく、
経済産業相としてどう働いていくか、注目したい。
政治にそんなに興味がなかったおばざんに、
ちょっと興味を持たせた政治家であることは間違いない。

他の人達も、頑張っておくんなさい。