とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

自分の中に…

自分は、どちらかというと、保守的な考えを持つ。
というか…破天荒というのに、ちょびっと憧れつつも、
もう、結婚して子どももいるし、いい年だし。
しかし…ぬくぬくしてて、いいのかなぁと
思わないでもない。
頭の中でだけ、荒ぶるイメージを持ってみたり、
私は私だ!と思ってみたりする。
でも、そんなの全然だなぁ。


なんてことを思ったのは、この本読んだとき。

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間


常識人間かと問われれば、
「ハイ」もしくは、「どちらかといえば」
という答えになる。
それを、捨てなければいけないというわけではないし、
みんながみんな岡本さんのような人ならば、
もう、それが常識になってしまうだろうし。
何が常識だか線引きが難しい今の世の中、
岡本さんがこの本で言われていることが、
常識を超えていると思われるところはあまりなく、
読んでいて、言われてみたらそうだなぁと、
結構受け入れることは安易な本だった。
ただ、やっぱり、頭の中ではそう思っても、
実際行動に移すかどうか、そこが違うのだと思う。

始めの方で、いい年だし…なんて書いたが、
岡本さんは、いい年だしなんて言わなかったろうな。
いくつになっても、好奇心・行動力はある方がいい。
と、引き籠りぎみな自分が言うことでもないか。
でも、引き籠っているときは、外で動くための
エネルギーを蓄えているのだと、自分では思っている。
自分のバッテリーの容量くらいは、把握できている。
(もう、こういったところで、破天荒ではない)