とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

101118

昨日、雨の中、図書館へ。
前回借りた本は、あちこちぱらぱらとしか読めなかった。
うーむ…フィギュアスケートシーズンの読書は困難である。


昨日借りた本
本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)

図書館から、車検の見積もりに行き、待ち時間に、
岩波少年文庫50冊への宮崎駿氏のコメントを読む。
待ち時間にコーヒーなんぞ出してもらって、ゆっくり読む。
本屋でさーっとは、目を通していたのだけれど、
ゆっくり、ゆっくり。
なんでかわからないけれど、ジーンとして、
涙が出そうになって困った。
岩波新書ってものは、子どもに向けられたものでは
ないのだろうけれど、50冊に添えられた言葉は、
子どもたちに向けられた言葉であった。
はっきりとNG出してあったり、褒めちぎったりもあり、
それらを読んでいくうちに、『十一月の扉』で読んだ、
≪辛辣だけれど、粗野じゃない≫
という言葉が思い浮かんだ。
それらを、愛してやまないから出てくる言葉なんだなぁと。


50冊の中に、読んだ本、大好きな本があると嬉しくなるし、
タイトルは知っていても、読んだことがない本などは、
読みたくなってしまう。
子どもたちにも読んで欲しい岩波少年文庫は沢山ある。
まずは、この本を読んでしまおう。
フィギュアシーズンと言えども、本は読みたいし。


あと、借りた本は、下の子用にジャックスパロウの冒険の3,4巻。
さらっと読めるのか、朝読に大変いいらしい。
二年間の休暇』とか読んで欲しいんだけど。