とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

120207

今日は久しぶりに時間を忘れ、
お昼の時間も忘れ図書館に3時間近く入り浸る。

借りた本は
気になる児童書の新刊。
ホッツェンプロッツでおなじみプロイスラーの本。
わたしの山の精霊(リューベツァール)ものがたり
2月4日に図書館の新刊棚にあったのは見たのだが、
『鉄道きょうだい』を予約していたので、
またの機会にと思っていたら、新刊棚から、
児童書プロイスラーの棚に移っていた。
みんな、読まないのかね?


自分を育てる読書のために
とても気になっていた本。
パラ見して、好きな児童書がかなり登場するので、
こういう司書さんが、
子どもたちの学校の図書室にいたらなぁ〜と思う。


桜桃 (280円文庫)
又吉氏のエッセイが載っていると言ってた本。
まさか、図書館に入っているとは。
4編を一気に読んでしまった。
今日はテンションが高かったからか、あろうことか…
太宰を読んで、数か所で笑ってしまった。
好きな作家ではあるが、高校・大学時代読んだ時とは
全く違うイメージだ。
歳をとったんだなぁと実感した。


空を飛ぶ恋―ケータイがつなぐ28の物語 (新潮文庫)
軽く読もうと思って。
いろんな作家の短編28、それもテーマがケータイ。
作家の違いが判るかなと…
好みの作家が見つかるかなと…。
『ストーリーセラー』(3巻)も気になっているのだが、
一編に読むときっと飽きる。
短編ばっかりというのは物足りない。


3652―伊坂幸太郎エッセイ集 
久しぶりに棚を見たら、伊坂幸太郎氏の本、結構並んでいた。
もう、ブームは去ったのだろうか?
エッセイ集なんか出てたのか。
気になって借りてきた。


そういえば、平野啓一郎氏の本もほとんど並んでいた。
読む人いないんだろうか?ものすごく残念。
残念だったので、平野啓一郎氏の対談集
『ディアローグ』を、図書館で幾人分か読んできた。
読書芸人で名前が出ていた古井由吉氏と島田雅彦氏と平野氏、
年代の違う3人が、三島由紀夫についてに対談する
というのが、面白かった。
一気に読むと、頭が爆発しそうだと思ったので、
瀬戸内寂聴さんが平野氏の高瀬川をべた褒めしている個所を
読んでから、またじっくり借りて読もうと棚に返す。
高瀬川は平野氏の作品の中でもちょっと異色な感じがして、好きである。
それでも、やっぱり日蝕を読んだ時の衝撃は忘れられない。
そして、いまだに『葬送』が読めていないのが悔しい。
そろそろ読めるようになっているだろうか。