とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

120207

74歳かあ。
古井由吉さんという方の作品を、私は読んだことがなく、
いろんな賞を受賞してある事を知り驚いている。
図書館にも本は結構並んでいて、
又吉氏が手にして「新刊が出ていることも知らず、のうのうと生きて…」
と言ってた『蜩の声』は図書館になかったのに、
帰ってネットで予約しようとみたら、在架になっていた。
すれ違ったか。
しかし、最近は本とも縁あっての出合いと思うようにしているので、
今回は出合う時期ではなかったのだと思うことに。

ぱらぱらとみて、一番最初に借りようかなと思ったのは、
『槿』
「あさがお」と読むらしい。
漢字を調べたところ、「むくげ」アオイ科とあり、
ご丁寧に、「ヒルガオ科のあさがおに当てるのは誤り」と…。
一日でしぼむはかない花というのは同じなんだが。
この作品は谷崎純一郎賞を受賞した作品らしい。
最近の古井氏の作品を読む前に読んでおきたいと思う。