とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

失敗だったようだ

毎日ベランダの野菜たちを見ていて、
あれこれ気が付いたことがある。
素人なので、それが本当かどうかはわからないが。


プチトマトさん、4番目の房のトマトの実の形状が、いびつ。
5番目の房に至っては、受粉できなかったのか、
ぷちっと細い茎の折れ曲がりの部分で落ちてしまい、
ほとんど実がついていない。
そのあたりで施肥…それで、6番目の房には、実がついている。
私のプチトマトさんは、脇芽を一つ欠き忘れて、
二本仕立てになっているのだが、その下から3番目の房が、
主な茎の5番目の房同様、花がぽろぽろ落ちている。


受粉すると、実のついた軸というか茎というか…
それが、しっかりしてくるので、「あ、大丈夫」とわかる。


実は、ナスさんも同じような状況で、
めしべが短いものは、ガクのくっついた茎が、
異様に細く、やっぱりトマトさんと同じで、
折れ曲がりの部分でポロンと落ちた。
1,2,3番花はちゃんと受粉したが、
4,5番花は、2番花と同じ付近から茎が出ていて、
短柱だった。そして、受粉できなかったらしく落花。
6番花は、茎がしっかりしていて、長柱。
これは何となく、楽に受粉できそう。
あと、つぼみが次々と開きそうなのだが、
今のところ、いい感じだ。


たぶん、初めの実がついて、施肥しなければいけないタイミングを
逃してしまっていたのではないかと思われる。
例えば、人間でも、必要な時に必要な栄養素がなければ、
成長に影響するようなもので、
実をつけるには、栄養が足りなかったのだと思う。
うまく受粉できるかどうかは、その時の状態が
かなり影響していて、そのあと施肥しても、
取り返しつかないんだなってことがわかった。
トマトさんとナスさんは、肥料切れさせてはいけないってことは、
あれこれ本を読んでわかっていたはずだったのだが。
肥料やればいいってもんじゃないと思うと、ついついセーブして、
特に、最初の追肥のときは、やっていいのかなぁ?という
不安があってねぇ。
どうも、失敗してしまったようだ。
しかし、そこで追肥したからか、その次は結実している。
全体的には、栄養失調気味ではないので、
これからも、定期的に追肥し、水も切らさないようにして、
いくつ結実できるか、楽しみに観察&収穫させていただこう。


プチトマト、5個収穫したあと、一気に赤くなりそうな実が
増えてきた。天気はしばらく雨模様だけど、影響ないといいな。


100%結実、収穫なんてことは、
ありえないことなのだろう。
自然界って、そんなもの。
完璧を求めず、のんびり育てるのが良し。


それにしても、いい生物の勉強ができている。
植物も、生物だなぁってことが、凄く良くわかる。
子どもたちも、ときどきベランダを覗いているが、
私が何を思いながら野菜の成長を見ているかなんてことは、
わかるまい。
植物も人間も同じだなぁって思っているのだ、私は。
タイミングっていうのは、本当に大事だね。