とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

120922

予約していた本が二冊。
その本たちを取りに行くだけの図書館。
なんてもったいない!
しかし、土・日は自由行動できない。
腹を空かせて、旦那様子どもたちが
早く帰って来て!とうるさいからね。
全く、携帯電話解約しちゃいたい気分。
そしたら、浮いたお金で月に一、二冊は
本が買えそう。

で、借りた本。
ガンディーの言葉 (岩波ジュニア新書)
心ががさついている時は、こういう本に手が伸びる。
不安に駆られているとか、自信がなくなったとか。
人間って、やだなっておもったりとか。
そういうときに、こういう本に頼ってしまう。
最近そういうことに気が付いた。
手が伸びる本は、自分を示すバロメーター的な。

昨日、ガンディーのお孫さんの書いた序文を読んでいたら、
なんだかそれだけで、泣けてくるというか、
やっぱり人間ってやつは…という気持ちと、
これからその人間ってやつは…という嫌な気持ちを
払拭してくれる言葉に出会える予感がないまぜになり、
なんとも言えない気持ちのまま、ページを閉じた。
仕事の休憩時間が終わったんでね。

それから、こちら。
青い鳥文庫ができるまで
仕事がらみでやんす。
『青い鳥文庫が出来るまで』ってタイトルで、
これも青い鳥文庫かと思いきや、
ちゃんとしっかりハードカバーの単行本であった。
表紙を開いたら、でっかく赤い
見返し
と縦書きされていて、その左斜め下に、
本の各部品の名前が…
花布とか、スピンとか、見返しとか…
あれれれ、青い鳥文庫にはそれはないでしょっていうものが。

そしたら、さいごのページでクイズになっていた。
この中で、青い鳥文庫にないものはどれでしょう?

作家になりたい!自分の本が出したい!という夢を持つ
小・中学生が読むと、
更に夢が広がるか、というような本であった。
しかし、ドキュメンタリーではなく、
ノンフィクションの小説仕立て。
説明してくれるのではなく、本ができるまでを、
おはなし仕立てにしてくれているので、
子どもたちには読みやすいだろうなと思う。
自分には、ちょっと物足りない気分。


という、二冊。
そろそろ、ニルスを読んだ記録も…と思うが、
貸し出し延長して、まだ下巻の半ばである。
がさがさしている時に、こういう本は読み進められない。
あっさり、別の本に移る勇気も大事だな。
『ガンディーの言葉』を読んだら、
すうっとニルスの旅に合流することができるだろうと思っている。