とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

低迷期

この一か月ほど、仕事でもプライベートでも
低迷期を送っている。
鬱っぽいというのとはまた違う、落ち込み期である。

だいたい、そういう時には、自分で盛り上げようなんてことは
しない性質なのであるが、
今回ばかりは、何とかして浮上しなければならんと思う。
思うというより、焦っている。

気分がざわざわしているというより、
どよよ〜〜〜んであるので、
こういう時は、とことん落ち込むに限る。
自分を見つめる為の本を探すに限る。

テンションを上げるためのものよりは、
一旦どん底に突き落とすような
そういうきつめのものがいい。
そうすると、反動でびよ〜んと高く伸びあがることが
出来るような気がする。
本田宗一郎さんもおっしゃった
伸びるときには必ず抵抗がある

今年、旦那が選んだ週捲りカレンダーの、
今週の格言である。

この言葉を読んで、一番に思い浮かんだのは
高橋大輔選手だった。

よし!私も、この低迷期に、わが心に鞭打って、
何とかあがいてみようではないか!
と、平野啓一郎を読み、
昨日録画した高橋君の特集グラジオラスの轍を見て、
まだまだ私には、抵抗すらもないではないか!
あんなことで、落ち込んでいても仕方ないぞ!という気になった。

とはいえ…沈んだ気持ちのままでは、本に集中も出来ない。
やはり、一日の仕事をしっかりやり遂げ、
解放されての読書がいいのである。

さぁ、続きを読もう。