とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

成績はどうでもいい

…そんなわけない。
そりゃ、普通に勉強して、普通の成績がとれていれば、
それでいいのだけれど、
それくらい知ってて欲しいってことを、
我が子たちは知らないことが多すぎる。

保護者も一緒に進路説明会なんてのに行っても、
進学に関して無関心っぽい我が子を隣に、
聞いても一緒じゃないか?と思ってしまった。
あんた、進学やめて、働く?と言いたいくらい。

勉強しても、成績が上がりません、というのなら、
まぁ、仕方ないか〜と思えるが、
だいたい、勉強していないじゃないか!!
と、文句の一つも言いたくなる。

が、しかし…我が子がぽつりと漏らした言葉を、
私は聞き流せなかった。
○○の時間だけ、授業崩壊みたいになる。

はぁ…○○の授業、○○先生の授業のときだけね。
つまり、子どもは先生の差別化をしているわけだな。
まぁ、子どもの気持ちがわからないでもないが、
小学生じゃあるまいし、先生や周りの子の気持ちも
考えて欲しいものである。

それを、担任の先生に尋ねたら、
我が子が話した様子とは違うように答えられた。
そうか、じゃ、我が子のいっていることは、
学校を休みたいがための作り話か…なんて、
そんな風に思えるわけがない。
もちろん、我が子の話を100%鵜呑みにはできないが、
先生の話は、信用できないなぁと思ってしまった。
「わかりました」で、終わらせたけどね。

だいたい、頑張っている子はそりゃ、かわいいだろうさ。
けど、もがいている子にも、せめてほんの少し、
視線を向けてやってほしいもんだ。
授業崩壊の空気に、やってけないと思う子がいて、
何が悪いんだろう?
その状況を、なんとか良い方にむけるか、
個々で乗り越えろってことなのだとしたら、むごすぎる。
あと2週間のクラス。
頑張って、自分の馴染めない空気に耐えてきたんだなぁと
我が子を褒めてやりたい気分だった。
数日の体調不良での欠席日数が、なんだか辛いのである。
願わくば、来年度、卒業の年くらいは、
あの子でもなじめるクラスになりますように。

我が子の成績はよろしくないけれども、
その、崩壊気味の授業に対し、
不快を感じる彼の神経には、ホッとしている。
勉強できて、成績よかったって、
授業の崩壊に加担するようなことが平気だという
そういう神経を持ってるのは、許しがたい。
特に、先生によって、態度を変えるという
卑怯な奴にはなって欲しくないのである。

塾に行かせるような余裕のない家庭には、
学校行きたくないっていうのは、
本当に大ショックである。
学校で教わらなくて、どこで教わるのだ?
我が子の成績がこのままであれば、
恐らく、公立高校など行けないのであろう。
いかにして、我が子のやる気を出させるか…
今更遅いのかもしれないが。