とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

よむよむ日記であった

「よ」で終わるなんて、素晴らしい。
このところ、毎晩、毎朝少しずつ、
コンスタントに読んでいる。

このブログは「よむよむ日記」なのに、
なぜか、読書のことが少ないのである。

読書して、引っかかった言葉や気に入った言葉を
メモするとか、そういうことが苦手だとはっきり自覚した。
そう、私はメモが苦手。
かといって、自分の脳内にきっちり納めも出来ていない。
だから、少しでも、感じたことを記録しようと
そう思っていたはずなのになぁ。

おとなり佐賀県武雄市で、
蔦屋さん、スタバ&市図書館が同居する武雄市図書館が
新装オープンらしい。エイプリルフールか?てな話だ。
運営を民間に委託かぁ…不思議な感じだ。

図書館は飲食禁止っていうのが常識かと思っていた。
例えば天神にあるジュンク堂とスタバが隣り合っていて、
ジュンクで買った本を、スタバにてカフェしながら読むっていうのは
まぁ、個人の購入した本だしよいか、と思うが、
そういや、近所の蔦屋と併設されているカフェでは、CDや本の
お試しが、カフェの中で出来るということを書いてあったな。
汚したら買ってね、ってことになるのかな。
市民の財産である市立の図書館の蔵書と、
書店の本とごっちゃにはならないのかしら。
カフェで誤って汚したりってことはないのかしら。
ま、自宅に持って帰っても、その心配はあるだろうけど。
市民、信頼されてんだなぁ〜、なんて思う。

新聞に写真が載っていたが、本当に同居なのだ。
同じ空間なのだ…不思議だぁ。

あ、今日は読書の記録であった。
昨日一昨日仕事だったので、あまり読んでいないのだが、
今は、村上春樹の短編とインタビュー集を交互に読んでいる。
ちなみに、短編は、読んだことのあるものを飛ばしながら、
しかし初めのページから順に読んでいる。
私が若い頃読んだ『カンガルー日和』や『風の歌を聴け
『蛍・納屋を焼く・その他の三篇』に掲載の物は飛ばしている。
ここ数日で読んだ短編は
「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「レーダーホーゼン」、
ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・
ヒットラーポーランド侵攻・そして強風世界」(長いわぁ)、
「緑色の獣」、「ファミリー・アフェア」、「窓」。
「窓」は読んだことがあったはずだけど、記憶に残っていなかったので。
あと、四編ほど残っているな。
ファミリー・アフェア」は、
どうもこの兄妹のやりとりに、笑ってしまった。
お兄ちゃん、妹離れしてくださいと思う。
こんなやり取りをする兄妹があるだろうか。
もう、どうでもいいわぁとおもいながらも、
この話には、かなり引き込まれた。
ワタナベ・ノボルがここでもでてきた。

インタビュー集は、日本人がインタビューしたものを
後回しにしている。なぜかは自分でもわからない。
あれこれ読んでいて、中国のインタビュアーのまえおきにあった、
彼女の先生の言葉が気になっている。
卵がおいしいからと言って、親鳥を見る必要はない(みたいな)
言葉がそうだよなぁと思って読んだ。
作家のことを知って、純粋に作品を楽しめないのは
本末転倒な気もするな。
読書の邪魔になることもあり得るな。
しかし、逆に本からの引力は強くなる場合もある。
インタビュー集を読みながら、
神の子どもたちはみな踊る』を読まねばな…と思い、
アンダーグラウンド』を再読したいと思っている。