とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

我が子に一喜一憂

もう、10日近く前になるが、
畦道を通った時に、カラスノエンドウシロツメクサ
オドリコソウ、ミミナグサなどを少しつんで、
チェコのヨーグルトの瓶に挿して食卓に置いていた。

普段は、花を飾るということは、
めったにない我が家。
畦道に咲いている花を、かわいいとは思っても、
名前は知らないものが多いかもしれない。
案の定、旦那様も我が子も知らなかったので、
名前を教える。

日曜日、私が仕事の間、旦那様が上の子と
天拝山登山に行った。
仕事から帰って、食事の時間、二人でニヤニヤしている。
なんだろな…と思って、ご飯を食べていたら、
目の前に今までなかった黄色い花が!

天拝登山からの帰り道、摘んできたらしい
ウマノアシガタレンゲソウが二本ずつ追加されていた!

帰ってきたときはぐったりしていたらしいその草花たちが、
しゃん!とのびていて、上の子がびっくりしていた。
「もう、だめだと思った」
ハイジの心境だったか…。

とても喜ばせてもらった私。
そんな彼女に、弁当を詰めろだの、
朝ごはんを食べろだの、早く着替えろだの…

すまないね…。

という気持ちは、下の子にも持っていて、
イライラと、ホンワカを、変なタイミングで切り替える
気まぐれな母に付き合わせて悪いねぇと思う。
私を喜ばそうと思ってか、
「県立の高校に行くために勉強する!」
と言ったかと思えば、帰って来て
「やっぱり自分には無理、私立でいいやぁ」
なんて言われて気分はジェットコースター。

あんたが納得していく学校ならどこでもいいのだ。
納得していくんなら。
そうじゃなさそうだから、母はイライラするんだよ。
でも、そう急ぐことでもないか。
たんなる通過点、などと言っておきながら、
追い詰める必要ないのに言葉でねじ伏せようとして、
やな親ねぇ…。

長持ちする草花さんたちに、
朝、おはようを言いながら、
今日も一日頑張りましょう!と心の中で
自分に喝を入れる私であった。