とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

勇三さんも茂男さんも

『はなのすきなうし』のことを書いた記事で、
こみやゆうさんが、美しい日本語を
先人達の言葉を受け継いでいらっしゃるように思う
というようなことを書いた。

私自身が、読んでいて、また聞いて
楽しい、とか、心地よいとかいう絵本、児童書関係に
携わっていらっしゃった方といえば、
先日も挙げた方たちのほかに、
大塚雄三さんや、渡辺茂男さんも入る。
君島久子さんもそうだ。

これらの先人たちは、子どもの頃、
本を読んでもらうというような経験があったのだろうか?
それとも、日常会話で、
その美しい言葉を習得されたのだろうか。
今のようにテレビなどない時代に
子ども時代を送られた方たち。
もしかしたら、文明が発達するということは、
何かを犠牲にして、手放さねばならない
ってことなのかもしれない。


全く話は変わるが、
新聞の「提論 明日へ」という記事が不定期で
掲載される。
21日は、平野啓一郎氏の記事だった。
そう言えば、平野啓一郎氏の『ドーン』を
まだ読んでいないなぁと思いながら、
ネットサーフィンしていたら、
5月に刊行されるオードリー若林氏の本への
コメントを、平野啓一郎氏が依頼され…ということが、
ツイッターで読めた。
こちらの本。
社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)

読書芸人の一人である若林氏の新刊は、
表紙もタイトルも面白い。
私は、彼のブログどろだんご日記が好きだったので、
ちょっと興味がある。
それに、寄せられたコメントというのも、
かなり興味があるなぁ。

興味があると言えば、こちら…
僕のきっかけ ~ ひまわりと子犬の7日間 ・一也の場合~ (文庫ダ・ヴィンチ)
おかしい…こんな顔して笑う人だったか?

そう言えば、又吉氏は、『第2図書係補佐』の後、
何か書いているんだろうか。

本をこよなく愛していると豪語する人たちが、
どんな文章を書いているのか、
そのあたりも、かなり興味がある。