とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

昔もっていた本たち

今の読書の記録ではなく、
子どもの頃、持っていた本を記録しておこう!

小学校に上がる前、大抵おばあちゃんが読んでくれていたが、
赤ずきん(ボードブックだったな)と
文字のない日本の昔ばなし。
これも、ボードブックで、一見開が一つのおはなしで、
漫画のようにこまわりされていて、
大人が読んでくれるように、小さな文字のしおりが
ぺらんと入っていた。

小学校に入ってからは、年に1、2回、小遣いで
本を選んで買っていた。
暫く買っていたのは、ダイジェスト版だが、
ポプラ社の本で、白いカバーにタイトルが赤だったような
記憶がある。黒かな?
『にんじん物語』
アルプスの少女』
『十五少年漂流記』
フランダースの犬
『せいしょものがたり』
ひこいちのとんちばなしもあったかな。
3年生になってからは、少し文字が小さくなり
イソップ物語 3年生』
『オオカミ王ロボ』
『ファーブル昆虫記』狩人バチの話
『ああ無情』
『白いオウム』
ビルマの竪琴
中学校にあがるまでに買った本はこれくらいかな。

タイトルは思い出せないが、もう一冊、
日本の歴史上の人物の小さなエピソードがいくつも
収められているものも、凄く面白かった。
例えば、覚えているのは、
聖武天皇
塔の上から見下ろして、夕刻なのに、村に煙が上がらず、
人々が食べるものに困っていることに気付くという話。
義経
一の谷の合戦で、ひよどり越えで、
鹿が下りて行ったのを見て、
鹿も四足、馬も四足、降りていけないはずはないと、
急な谷を下りて行き、相手の不意を突いたという話。
太田道灌
狩りの途中、雨が降り出し、百姓家に
蓑を借りに行くが、娘が無言で山吹を差し出す。
娘のその行為が、和歌によるものであると
後に知り、自分の無知を反省するという話。
あと、相撲の起こり
スクネとケハヤの対戦の話。
(のみのすくね、たけまのけはやという名前だったか)
現在、こういう伝説の様な話は、子ども向けにあるのかな?

あと、学研の夏休みの付録で、物語集があって、
それに収録されていたのが、
「きみはダックス先生がきらいか」や、
タツノオトシゴの子どもが、お父さんから生まれてきた
という話をすると、他の生き物に馬鹿にされるという話。
あれは、誰の話だったのか…。
あの夏休みの読み物特集は面白かったなぁ。
でも、他にどんな話があったか覚えていない。
ダックス先生は5年生で、タツノオトシゴ
その前の年だったかもしれぬ。

小学生時代はこんなところかな。

あとは、図書室から借りてきて
読み耽ったのは、怪盗ルパンシリーズ(ポプラ社

そして、中学の頃は、本を読むことが少なくなり、
高校生の頃はアガサ・クリスティや、
エラリー・クイーンなどを文庫で買って読んだ。
友だちが横溝誠史を貸してくれたっけ。
実篤の『友情』とか志賀直哉の『和解』とかもこの頃。

でも、夏休みになると、よく、小学生の頃買った本を
読み返していたなぁ。

まだ、思い出せていない本がありそうだ。
若草物語』『秘密の花園』『あしながおじさん』は
図書室で借りて読んだんだっけ?
思い出すのは、時間がかかるなぁ。