とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

なーんか、変な夢みた

うたたね中の夢である。

福岡サンパレス(これは、間違いない。夢だけど)
の舞台の上に、水がはってあり、
氷になりきれていない、うすーい氷の膜がある中を、
荒川さんがスーッと滑っていた。

他にも、知らない人たちが、優雅に滑って踊って…
なのだけれど、一人、トマーシュだけが、
水の中に浸っていた。
風邪をひくから上がりなさいみたいなことを、
荒川さんに言われていた。

グランプリシリーズに出ていないから、
いろんなところに出没するのだと荒川さんが笑っていたので、
風邪ひかないで、絶対オリンピックでいい演技をして!
と、トマーシュに電話をかけて、
知りもしないチェコ語やら、
通じない英語やら、ドイツ語やら、
しまいには日本語で、げきを飛ばしたら、
トマーシュが笑って、何か捲し立てるように喋って、
最後に「アリガト」と電話が切れた。
電話番号なんて、知りもしないのに。
電話が切れて、ハッとしたところで目が覚めた。

ま、夢の話である。

今年は、ここ数年から比べたら、
4T−3Tを決めるなど、調子を上げてきたトマーシュ。
もう、病気とか故障とか勘弁してほしい。


これは、夢とは関係ないが、
ソチ五輪の日本代表に高橋君自身が大変といっているのは、
本当に大変なんだろうなぁと感じる。
大変だと感じる中で、スケートアメリカでの4位というのに、
いい喝が入った、なんてコメントもあるが、
ファンの皆さんは、一体どう思っているのだろう。

4位で危ないというのは、4年前とは状況が違うの
かもしれないなぁと思いつつも、4年前のことを
考えてしまう。

4年前、フィンランディアで復帰戦、優勝するも、
グランプリシリーズはスケートカナダで2位。
NHK杯では、まさかの4位であった。
グランプリファイナルに出場して、
SPで一位につけるも、フリーがボロボロで5位。
ジャンプ抜けとか、スピンもステップもレベルがもう…
という演技だった。ノーカンもあったっけ。
ブライアンとか棄権した人がいたんだっけ?
高橋君は出たし、急きょトマーシュも出たんだった。
トマーシュは四回転だけは決めて、あとは残念な演技で6位だった。

トマーシュは、バンクーバーでも、調子が上がらず、
ジャンプが抜けたり、こけたり、
フリーで、まさかの一番滑走。
一本目の四回転はきまったけれど、
ストレートラインステップで派手にこけて、
別の意味で、泣けるような演技だった。

かたや、高橋君は…。

手術後、復帰戦から、試合を見るのがドキドキだった。
グランプリファイナルから全日本選手権にかけて、
復調したか、と思われたが、やっぱりジャンプは
不安定だった。
その後のバンクーバーは、みなさん、ご存じのとおり。

バンクーバーに出るために、手術を決意したことは
わかってはいたが、怪我前の状態に戻してくるというのを、
祈りつつも、私は半信半疑だった。
特に、怪我の原因となったトリプルアクセルは、
試合でトリプルアクセルを跳ぶ度に、
体に変な力が入っていたなぁ。
スケーティングが更に綺麗になって、でも、ジャンプが決まらなくて。
だけど、ファンの心配はよそに、高橋君は
バンクーバー五輪で強い高橋君を見せつけてくれた。

今は、何かの原因があって、ジャンプの調子が悪いのだろう。
それが、戻るかどうかは、素人にはわからないが、
そもそも、ジャンプの調子を戻そうとしているわけでは
無いようにも思う。
今季のプログラム特にフリーの、なんというか、
浮遊感のある流れるスケーティングというのかな…
かなりスピードもあるし今までのジャンプと同じようには
いかないというのは、わかるような気がする。
プログラムを滑り込んで、ジャンプのタイミングが合えば、
今回のような抜けは無くなるんじゃないかなと…。
まだ、滑り込みが出来ていないだけで、
と、楽観的に考える。

楽観的にとはいっても、4年前と状況が違うだろうってことは、
ファンにも想像はつくことで、
私が一番に考えてしまうのは、高橋君のフィジカル面だ。
トップアスリートと言われる人のそれは、
どこまで状態を維持できるのだろう?
年齢的なものは、どう出てくるのだろう?…というのが、
一番怖いなぁと思うのである。

まぁ、マイナスの要因をあれこれ探っても仕方がないし、
危機感を口にする高橋君だけれども、
諦めているようには全く見えないし、
そこは、間に合うと捉えているんだろうから、
ファンは待つばかりである。
うん、焦らず、全日本選手権まで楽しみに待っていよう。

トマーシュも!
体調には気を付けて、今度のオリンピックこそ、
ファンに嬉し泣きさせてほしい。