とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

乱切りっぽさ

先日、ごぼうをかなり大きめに乱切りにして
大根と牛筋、こんにゃくなどとおでん風に煮たら、
二日目がめちゃ美味しかった。
乱切りって、楽しい。
揃ってなくても全然いいの。
だって「乱切り」だもん!好きだわぁ。

だけど、何でも雑に切ってちゃだめね。
お料理なんか、もう少し神経使いなよ、
と、自分に突っ込むのである。

で、フィギュアスケート
「なぜそこをそう切るのだ?!」って、あるなぁと
さっき、今更だけど、鈴木あっこちゃんの
オペラ座を見て思ったのだ。
多分、それは、あのオリジナルの音源となっている
ファンタジアを自分が持っていて、
めちゃくちゃ聴きこんだからだと思うのだが、
中野友加里ちゃんのオペラ座の時も、
うむ?!ってところが何か所もあった。
P・チャンのオペラ座もしかり。
P・チャンのなんか、そこで終わるんかい!って感じだったし。

ファンタジアを手に入れたのは、高橋君が全日本で優勝
してからだったので、
もう、高橋君の編曲自体になれちゃっていて、
違和感なかったんだけれど、
CDをずっと知ってて、聴きなれた人には、
あのぶつ切り感は演技に集中できないのではないかと思う。
ストレートラインステップのとこは、
ファンタジアとは別音源だし。

NHK杯のあっこちゃんの演技の時、曲の編集に
はあ?!と思った瞬間ジャンプミスしちゃったのは、
見ているこっちには、がっかり感が半端ない。

曲をあちこち好きに切ってつなぎ合わせるというのも、
センスがいるのであろうなぁ〜
と思うけれども、それって、どうなのよと思う繋ぎ合わせは
見る方にはテンションが下がる。
いっそ、全く知らない音楽だったらよかったのに!
と思ったりもする。

フィギュアスケートは、時間が決まっているから
曲のぶつ切りは、普通の事だけど、
見る時には、自分の知っている音楽の流れを
頭から消し去ってから見るほうが、
より楽しめるのである。
しかし…ぶつ切りは仕方ないとしても、
それは、乱切りですよ、と思うような適当編集に、
ときどきがっかりしてしまうのである。


あ、書き忘れるところだった。
音源はしらないが、成美ちゃんと木原君のレ・ミゼラブル
あれで一つの曲に聴こえるので、大変得した気分。
起承転結がしっかりある小説みたい。
レ・ミゼラブル、他にも使っている選手たちがいるので、
聴き比べしたら面白いかもなぁ。