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とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

メンタルの強さとは

よく、家族に笑われるのだが、
車を運転していて、パトカーなんかとすれ違ったり、
パトカーが後ろを走っていると、心拍数が上がる。

いや、シートベルトもちゃんとしているし、
スピードもふつうであるし、なんか悪事をはたらき、
人目を避けて…なんてことでもないのだが。

こういうのは、小心者というべきか…
過去の、ちょっぴり反省…しなきゃならない自分を
思い出したり、お縄にまではならずとも、
高速道路で、パトカーがいたら、つかまったかも
というスピードが出ていたとかいうことも、
無きにしも非ず…。
そういう、過去の失敗というか、自分の犯した
ちっちゃなあやまちを思い出して、
心臓が反応しちゃうのだろう。

そういうのは、メンタルが弱いというのだろうか。

世の中、メンタルだけではどうにもなるまいと思うし、
強いメンタルを維持するのには、やはり、
行動が伴うんじゃないかと思ったりする。

世界のトップ選手は、いろんな経験を積んでいるから、
メンタルなんか強いはずだと思っても、
やっぱり、そこは、今まで培ってきたものだけでは
処理できないこともあるんじゃなかろうか。
だって、この試合は、経験したものではないのだから。
そういう部分に鈍感だと、巧くいくのかもしれないなぁ
と思うのだが、そういうことに鈍い人が
トップにいらっしゃるようには到底思えない。

ソチオリンピックが閉幕し、もう、10日も前になった
男子シングルのショート、フリーを思い返すと、
高橋君のメンタルは、強かったのか、弱かったのか?

彼の膝は、四回転は無理だったのかな?
それでも、プログラムに入れてきたのはなぜなのか。
そこんところ、四回転をいれなくても、
まとめた演技が見たかったファンには、
受け入れるのが難しかろうが、
四回転を入れなければ(本当は決めなければ)、
彼にとって、五輪で納得できる演技とは言えないのだろう。
もし、四回転が本当に絶対に無理!というのなら、
私としては、四回転は回避して欲しかった。
でも、絶対って、無いからなぁと思わないでもない。

ショート、フリーともに、四回転は無理だと思いながらも
諦めずに最後まで演技をした高橋君のメンタルは、
やっぱり強いと思ってしまう。
笑顔で終わってくれて良かった。
フリーのプログラム、やっぱりいいなぁ。
エキシビションで滑ったタンゴ、ああいった曲が
高橋君には似あうと多くの方に思われているようだし、
高橋君のタンゴが見たい!という人も多いようだが、
私は、今回のフリーはとても好きだった。
道も好きだったし、
王道オペラ曲道化師なんかも好きだった。
でも、最後のオリンピックにこのプログラム…
やっぱり、良かったんじゃないかな。

って…途中からの笑顔を思い出すだけで、
なんか、泣けてくるなぁ。

何事も経験ではあるけれども、全てが同じ条件というのは、
時間が流れている以上ありえないので、
経験値が上がろうが、何しようが、
やっぱり、初めてなのである。
うん、うん。
怪我を抱えてのオリンピックは、初めてだった高橋君。
それでも、あそこまでの演技を見せてくれた。
順位なんかどうでもいいとは言っちゃいけないことだろうが、
それでも、私にとっては、あの場所で笑顔で滑ってくれたことだけでも、
ありがとうございます、と感謝したい演技だったなぁ。