とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ただのツボじゃなかった。。。

タイトル通り、ただのツボじゃない
ほんとにツボにはまった感じだ。
今日は、朝市、嬉しそうだったね。

窪田くん、犯人役が多い。
引きこもりとか、引っ込み思案とか、不登校とか…
なんとなく静かな感じ。
そうかといえば、どヤンキーな役とか。
本田のバイクのCM鼻歌編は、弾けててびっくり。

コメントをいただいたので、
色々と見たものを思い返したのであるが、
何がツボかというと…
恐らく、ギャップであろう。
あと…彼の「なんで?」というセリフが、なんかいい。
不器用な生き方しかできないそんな人を演じる、
窪田くんって、不器用なのかな?
しかしどう考えても、彼自身は器用な役者としか思えない。

役も、いいものをGETしているなぁと思う。

実は、1か月ほど前、『舟を編む』のDVDを見たのだが、
あの馬締さん役の松田龍平さんは、凄く良かった。
松田龍平さんって、こんな演技をするんだぁと
とても好印象だった。
あの中で、馬締さんでしかなかったのだもの。
難しい役だなぁと後で凄く思った。
傍から見ると十分変わっている人なんだけど、
松田さんは馬締さんを変わった人だと思って
演じているのではないのだろうなと思った。

翔君を演じる窪田くんにも、同じものを感じた。
そして、『舟を編む』の馬締さんを、窪田くんが
演じても、いいものが出来るのではなかろうかと思った。

掴みどころがなくて、ぬーぼーとしている、
そんな若者を巧く魅せてくれる。
その変わったキャラクターを自然に見せるところに、
妙な安心感がある。
そして、ときどき、不安にさせる。
こんなひと(劇中の役の人物のこと)が、いるんだ…って。

平凡な、本当にただのいい人である朝市を、
それ以上にもそれ以下にもせず見せられ、
少し物足りなく思いつつも、
そういう人を演じるのも、難しいんだろうな。

野呂優人や山之内信吾や五十嵐先生は、
ただのいい人じゃないからなぁ。
しかし、それぞれやっぱり別の人に見えるから不思議だ。

今日の発見、
窪田くんには「なんで?」というセリフを言わせたい。
そういや、土曜スタパでも言ってらっしゃいましたな。

まだ、見てないものがいっぱいあるなぁ。
やっぱり、『平清盛』の重盛役をを観なければねぇ。
しかし…大河は長い。再放送を願う私。
BSでお願いいたす。