とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

いかん…これは見なかったのが悔やまれる

ゲゲゲの女房』17−19週を見た。
毎日15分って、けっこう長いんだなぁ…DVD
9巻、10巻のみ借りて見た。
1枚180分ちょうど2週間分ずつかぁ。

朝、テレビをつけないので、NHKの連続ドラマ小説は
続けてみることがなかった。
てっぱん』の途中から『おひさま』までは見たのだが。
ゲゲゲの女房』は、見ていなかった。

ほとんど全部見たというと、かなり昔になるが、
『春よ、来い』『走らんか!』『ひまわり』『ふたりっ子』の4作。
あぐり』は子どもが3才になって、
ゆっくりテレビを見るような生活ではなかったからなぁ。

で、『ゲゲゲの女房』面白い。
観たのは9巻という、びんぼう時代から抜けたあたりからだから、
最初の方を見ていないのに、感想も何もないが、
漫画好きな旦那とか、見たらおもしろがったろうなぁ。
そうでもない私でも、大変面白かった。
なぜ見ていなかったのだろう?
もしかしたら、上の子が高校に上がった年で、
毎朝弁当を作ったり、車で送ったりという、
生活のリズムがころりんと変わったからかもしれない。
ってか…その前の作品も、全然見ていなかったしなぁ。

で、倉田圭一役の窪田くん。
関西弁の役は初めてだったのかな?
でも、九州人の私には、違和感なしのペラペラ関西弁で、
大変新鮮であった。
この子は関西の子か?って思えるくらいの関西弁。
私、根っからの九州人だから、細かいことは分からない。

アシスタントになって、新人賞を取って水木プロを
離れるまで見たが、3週間、良い役処でしたな。
見ごたえあった。
凄く印象に残っているのは、菅ちゃんと喫茶店でのシーン。
全体的に、自然で、この人は、素がこういう人なんだろうと
思わせるのは『下流の宴』と一緒だ。
いずみちゃんとの出会いからさようならまでも、面白かった。
この二人はこれからどうなったんだろう?と気になる
お別れであったなぁ。

2010年だから、『下流の宴』の一年前かぁ。
倉田圭一くんと福原翔くん、もう、全く正反対の人格。
この、ギャップにまいってしまうなぁ。
こうなったら、もう、窪田くんのお仕事年表を作りたいくらい。


で、まだ他にも観た。

『大奥〜誕生 有功・家光編』
こちらは、二巻目のみ借りてきた。捨蔵見たさに。
しかし、出てきたと思ったら、大奥に入って、
そこで終わってしもうた。続きはまた今度。

るろうに剣心』は、昨晩下の子と一緒に見た。
エンディングでながれるあの歌曲は、
下の子が大好きなバンドの曲だということもあって。
るろうに剣心』はコミックを全巻揃えたくらい好きな漫画であった。
だから、これを実写化というのも、なんかやだなぁって
ずっと思っていたので、見ていなかったのだ。
私がイメージしている剣心と、佐藤君のイメージが重ならなくて。
アクション、動きが速すぎて、おばちゃんはついていけなかったわ。
窪田くんの役(清里明良)は、そう言えば、漫画にも
そういう回想シーンがあったなぁ。
しかし、いかんせん暗い…うーん、画面が暗い。
それに、生への執着が怖いくらい。
(もちろん、大切な人と、これからって時だから当たり前だが)
そんでもって、何度も切られるし、
(剣心好きなので、もうやめておくれよ…と涙)
漫画も、切る切られるシーンはいっぱいあったが、
やっぱり実写はちょっと、悲惨だなぁ。
血、流れすぎ…。
高1の息子に、「えぐいね、こんな漫画好きやったん?」と言われた。
ええ、ええ、好きでしたとも。
なんか他の少年漫画とは違う、品があったような気がしたのさ。
ヒーローが優男だけど実は…という、ここでもギャップに負けていた私。
実写版、もうすぐ第二弾もあるけど、こっちはもっと
おぞましい感じになるのだろうか?

十三人の刺客
ううむ…『るろうに剣心』に引き続けてみた剣客物。
いいえ、嫌いなんじゃない。
そう、剣客物が嫌いなんではないのだ。
実際、面白かったし、
窪田くんの庄次郎は、若さとか未熟さが出てて良かった。
そう、良かったんだけど、
こちらもやっぱり、剣心と同じで、流血が…酷い。
しょっぱなから腹切り…。

戦いのシーンは、トラップなんかは楽しめたんだけどなぁ、
13人に対し、松平、一体何人切れば殿をやっつけられるの?ってくらい
人が多過ぎ。力入って、こっちが力つきてしまう。
師匠と正次郎、もう少しで撃つことが出来たのに、
なんか、ええ?!そうなるんですか…な最期だったし。

なんといっても斉韶の悪事が、もう酷い。
気味悪く、鳥肌立つくらい恐ろしい殿様だった。
これを稲垣吾郎が上手く演じてるのだ。
しかし、もう、なんか悪寒が走る感じだったなぁ。
ゲゲゲの中で、小峰さん役だった斎藤工が、切られるところ、
あれは、もう…映画館でなくて良かったと思った。
男の人は、こういうアクションというか…好きなのかなぁ?
あまりに血なまぐさすぎて、何だか観ているのが辛かった。
あー、お侍の時代に生まれてこなくて良かった、なんて思ったりして。

で、強く残ったシーンは、庄次郎が初めて人を斬るシーン。
「おぬし、大丈夫か??」
と思ったら、案の定、新六郎に言われちゃって。
あと、庄次郎が死ぬ間際に、師匠を見つめるとこ。
あれは、カメラアングルが効果的であったね。

そんな感じである。
二日で見すぎ?
しかし、お休みの日でなければゆっくり見れないから。
とりあえず、見れるものは見て、
ちょっと落ち着きたいのである。

個人的には、一番好きだったのは、倉田君の役かな。
NHKさんの再放送に、色々期待するなぁ。
ゲゲゲの女房』はもう、すでに再放送、再々放送まであったのかぁ。
もう、ないかなぁ?

7月に始まる『ST 赤と白の捜査ファイル』を、楽しみにしておこう。