この上…
何度も見返したい。
重盛が父・清盛に問いかけるシーン。
問いかけというより、意見と言った方がいいか。
「この上何が欠けていると仰せになりますか?」
この表情がいいな。
第43回「忠と孝のはざまで」と第44回「そこからの眺め」は、
やり切れない気持ちになるけれども、
繰り返し見たいシーンが続く。
ちまちま見続け、あと5回分。
大河ドラマって、いつの間にこんなに登場人物が
物凄い人数になったのだろう?
感情移入しそうな人がいっぱいいて、
これは、とても見るのに神経を使う。
読書のとき、登場人物が多過ぎと思った時と
同じような気持ちがしている。
重盛って人は、なんて父親に似てないんだ。
そして、あの真面目さのために、短命だったような気がする。
だんだん齢とって、だんだん痩せていって、
心労と言えども、42才であれは、哀しい。
とにかく、いろんな人が出てきて、目まぐるしくもあり、
最近の大河ドラマはこうなんだな、と思う。
福岡人なので、『軍師官兵衛』は見ようと見始めた1月、
結局5回目まで見て、それから見なくなった。
やっぱり、こう、目まぐるしいのである。
折角50回もあるのに、どうしてこう、話が次から次へ
展開していくのだろうか。
もっと、ゆっくりお願いしたい。
窪田くんが静かに涙するシーンと
号泣というか、泣きわめく場面とあるが、
個人的には静かに泣く方が好きであるなぁと思う。
NHK大河ドラマと言えば、私の心に残っているのは、
『黄金の日日』だなぁ。
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