とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

あの一年の記憶だから

懐かしい友達と数年ぶりに会った。
18歳までの同窓会などは、一切行かないのだが、
なぜか、浪人した時期に知り合った数人の友達とは、
年賀状のやり取りがあり、たまーーーに会う友達もいる。
なぜ、たまーになのかというと、
地元ではない、離れた場所に一年居候しながら
浪人生活を送ったからである。

浪人生活なので、いつも一緒にいて、
楽しく過ごしたわけでもないし、
辛い時期でもあったし…それなのに、
友達と会って、昔話をしていて、とても面白かった。

だいたい、この福岡に、愛知の方からわざわざ
会いに来てくれるなんて、そんな友達、いと有難しでしょ。
大事にしないとねぇ…あの頃の友達&思い出は。

知っている人皆無な愛知での浪人生活。
だから、私には日々が新鮮で、強烈なインパクトがあった。
それで、友達と話していても、
友達は覚えていないいろんなことを、
自分が覚えていることに、気づかされた。

あぁ、私には、この友達たちとの時間だけが、
思い出に残っているんだ。
あとは、受験勉強だったから…
でも、みんなは地元だったから、私たちとの他に、
高校での友達や、地元の友達との付き合いもあったろうし、
それまでと、がらりと変わった生活でもなかったろうし。
面白いなぁと思って、沢山しゃべり倒した。

ありがとうね〜しゃべりに来てくれて。
本来、「しゃべりに来たよ〜」って距離ではないのは、
よく解っているんだけれども。

一緒に、山笠の飾り山を見て回り、
こういう気の置けない友達がいることに、
感謝感謝なのである。

そして、これをきっかけに、
向こうで、他の友達に会う約束を取り付けられた
彼女に、GOOD JOB!と言いたい。
数年後には、私も入れてくらはい。