とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

二回りほど違うお友達

長女より、4歳ほど上の女性である。
私より二回りほど若い子。
彼女と知り合ったのは、職場でなので、
同僚ってことになるのだが、
とても不思議な女性である。
勝手に、友達と思っている。

気に入っているのは、女性っていうより、
とても中性的な香りがするところ。
いえいえ、見かけは可愛いお嬢さんなのだが、
その性格が、中性的に思える。
しっかり、長年付き合っている彼氏もいるらしい。
しかし、そういうことをあまり感じさせない子である。

口数が少ない。(黒さんほどではない)
言わないでいいかってことを、口に出さない。
でも、たまーーーに、ズバッと言いたいことを言う。

今どきの若い子は…と、おばさんは言うけど、
(私も含めて)
彼女の不思議さや、真面目さは、心地いい。
今どきの若い子の感覚と、少しずれているようにも思えるが、
それが、彼女らしくて、素敵だ。
しかし、時々、それが、
彼女、生きにくくないかなぁと思ったりもする。
だけど、話してて、とても楽しい。
私たち、ひねくれ者ですもんね〜って、
こんなおばちゃんと同類扱いしてくれて、ありがとう。

そんな彼女と、最近は、窪田くんの演技のことで
盛り上がっている。
私が深みにはまった6月頭だったか、
朝市が…って話から、味がある俳優さんですよねって
最高の離婚』の話をしてくれた。
今は、黒崎さんの話で盛り上がっている。
僕たちは世界を変えることができない。』の、
メイキングのことを話したりも楽しい。

不思議だわ…若いお友達。
大事にしようっと。

そういえば、私には、二回りほど上のお友達も結構多い。
それは、おはなし会がらみではあるが、
彼女たちは、同じものが好きだったりするし、
私は彼女たちにとって、我が子と同い年くらいなので、
子どもの友達みたいな感じでも話してくれる。
お姑さんとは違った、いい先輩たちだが、
やっていることは一緒のことを目指しているので、
同志ってことで、お付き合いもしやすい。

若いお友達と話をしていて思うのは、
私もそうだったが、同年代よりは、
ちょっと上の方が、話が合ったりする。
それは、私がおじいちゃんおばあちゃんっ子だったことと
関係するんじゃなかろうか?
と思ったりする。

若者でも、老人でもない、中年の私は、
時々、自分はどう振る舞っていいのか解らなくなる
思春期みたいな更年期。
若かったころのことを思い出しては、
当時好きだった音楽を聴いてみたり、
懐かしい話に耳を傾けたり、
若い頃、あれこれやり残したことばっかりだなって焦りもあるし、
これから先、自分の生き方ってこれでいいんかな?と
不安になってみたり、
この日常をすんなり受け入れてみようと思ったり。
なんだか、落ち着かない分子レベルの自分である。