とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

9月おわりのあれこれ

9月最終日。
午前中、ちびちゃんたちと絵本を読んで、
買い物がてら、銀行に行こうとしたら、
駐車場にずらりと並んでいた。
それで、結局、買い物するショッピングセンターの
中にあるCDコーナーに行くことに。
そこも多いんだろうなぁと思っていたが、
そこは、ガラガラであった。
火曜日、30日とくれば、みんなイオンに行っちゃうか。
私はたまたま今日は別方面を選んだので、
人がいつもより少なくて良かった。
人ごみで買い物すると、凄く疲れる。
自分が何を考えているのか、解らなくなることが時々ある。
無事に、銀行の要件も済ませ、買い物も済ませ、
帰ってきたのは1時半。

のんびりと過ごしたために、晩御飯は簡単に作りあげ、
子どもたちが食べ終わった後で、
急に思い立って、ひじきを煮ることにした。
明日のお弁当のおかずが、一品できるわ〜と。

そのひじきは、博多にいる友人が送ってくれたもので、
その友人の生まれ故郷である天草のお土産であった。
今、友人は家族の病気と向き合っていて、
会うタイミングが上手くとれず、
しかも、電話もこっちからかける勇気もなく…という
申し訳ないご無沙汰ぶりだった。
ひじきを水につけ、もどっていくひじきを見ていたら、
急にその友人の声がききたくなって、電話しようと思った。
しかし、卑怯な私は、電話するまえに、
メールで電話で話せるかどうか、問い合わせた。
卑怯というか、意気地がないというか…
その病気のご家族の具合がどうだかを知らないので、
もし…経過が悪かったら?とか、
どんな言葉をかけていいのか?とか、
いろいろ迷ってしまったのである。

友人からメールではなく、電話がきた。
ほっとする話ができた。一安心な感じも受けた。
ひとまずは、おめでとう!を言えた。

しかし、こういう時、電話を切って、自分のずるさを
感じるなぁと、ひじきを煮ながら情けなく思った。
情けないけど、ひじきは美味しく仕上がった。
ま、天草のひじきだもん、美味しいのは当たり前だね。

会わないまま、9月が終わって、
本当に申し訳ないなぁと思ってしまう。
彼女の笑い顔が見たいなぁと思う。
もうすぐ、会えるかな?
10月は、チラッとだけでも、会いたいものだ。