とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

真島昌利作の歌詞が好き

今期、ドラマは『Nのために』と『昨夜のカレー、明日のパン』
しか見ていないのだけれど、
どうも日曜日9:00TBSでやっている『ごめんね青春!』
というドラマの劇伴は、真島昌利らしい。
ナニ!真島昌利が、劇伴?!
ちょっと気になるけれど、このドラマを見てみよう!という
気にならないので、どこかで聴けないかなぁと思っている。

真島昌利が THE BLUE HEARTS のギタリストで
作詞作曲もかなりやっていたことは、知っていたが、
THE BLUE HEARTS 全盛期に、はまって聞いていたのは
私ではなく妹だった。
自分自身は、妹とビデオ見たり、なんかの講演会みたいなので
ゲストで福岡にライブに来たのを聴いたことがあるってくらいで、
はまって聴いていたわけではないのだが、
妹と見ていたビデオの頃の曲はなんか好きだ。

この所、時々懐かしく聴きながら、
歌詞をじっくり読んだりもするのだが、
真島昌利作の詩って、凄く好きだ。

パンクロックだとかなんとかのジャンルはどうでもいい、
うたで聴くのもいいけど、歌詞を眺めていると、
あの、パンクのおにいちゃんは、
いろんなことを考えているんだなぁと思ったりする。
(私にとってはいつまでもパンクのおにいちゃんだ)

最近の私のお気に入りは、
♪TRAIN−TRAIN♪ ♪青空♪
♪1000のバイオリン♪ ♪俺は俺の死を死にたい♪など。
若い時には♪TOO MUCH PAIN♪とか、涙してたけど、
ちょっとばかり年をとったかなと思う。

「世界中にさだめられた どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は どんなにすばらしいだろう
世界中に建てられてる どんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日は どんなに意味があるだろう」

♪TRAIN−TRAIN♪より

自己肯定感が大切なんてことをきかされるより、
こういう歌を聴けば、自分の生を大切にするような気がする。

「生まれた所や 皮膚や目の色で
いったいこの僕の 
なにがわかるというのだろう」

♪青空♪より
マーシーって、心が美しい人だろうなぁと思う。
青い空の下、誰も同じ人間だなぁと教えてくれる。

「誰かに金を貸してた気がする
そんなことはもうどうでもいいのだ
思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった」

♪1000のバイオリン♪より
大胆、大らか、振り返らなくていいほど、
日々を生き切るって、憧れ。

「誰かの無知や偏見で 俺は死にたくはないんだ
 誰かの傲慢のせいで 俺は死にたくはないんだ」
「寝たきりのジジイになって 変なくだをぶちこまれて
 気力も萎えきっちまったら 無理して生き延びたくはない」

♪俺は俺の死を死にたい♪
これは、私にとって反戦ソング


そんな風に生きるのは難しいよぉと思っちゃうけど、
しかし、これらの歌を知っていたら、
少しは、生きている事を楽しめるんじゃないかと思う。
もっと、自分を大切に、時間を大切に出来るんじゃないかと思う。

ヒロトさんの歌詞も好きなものがあるのだが、
あえてここは、マーシーの言葉をもってきてみた。
マーシー、B型だもんね。
私もB型で、友達にB型は少ないのだが、
最近、好きだなぁと思う人にB型の人が増えてきた。
年を取ったってことかなと思う。
でも、身近な人で、B型の人と付き合うのは、
なかなか難しい。
私もそう思われていると思うんだけど(笑)