とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

リツイートされる

いまさらツイッターなんてさ…スマホでもないし~♪

と思っていた、ずっと。

有名人と繋がる必要もないしね、私は。

携帯も、いっそのこと、解約したい!なんて思っている。

が、やっぱり、あちらからの連絡を受ける必要があるので、

まだ、持ってる。

東山彰良氏が、携帯を持っていないとTVで言ったとき、

お!!やってけるんじゃん、携帯無くてもさ!と思った。

 

電車の中で、スマホとにらめっこは、

最近は当たり前の事と受け入れているが、

ノートパソコンとか、タブレットを膝の上にのっけて

作業を始める人を見ると、

こんなとこで??と思ってしまう。

 

しかし、よくよく考えたら、電車の中で本を読んでいる私や、

新聞広げている人も、結局は同じだな。

通話している人は、いまだに受け入れていないけど、

本を読むことが許されているなら、

スマホなどで電子書籍とかニュースを見ることも、

同等だなぁと思う。

人それぞれ…ま、私は、したくないけど。

 

話を元に戻すと、ある特定のツイッターアカウントを追うことが、

物を考えるときの参考になったり、頑張ろう!って気になったり、

知らないことを知るきっかけになったり、

とにかく、生きてくことのモチベーションアップにはなるな、

と感じ始めた時期があって、結局、自分もアカウントを作ったのだ。

安保法案に反対の声がかなり上がるようになってから、特に。

フォローしておくと、時系列で、その人たちの

ツイートが並ぶので、それをさらっと読んで、

気になるところは、ちょっと調べてみるとか、そういう風に。

パソコン限定だけど。

 

人のツイートを覗いているだけっていうのも、なんだから、

読んだ本に関する覚書程度につぶやくか…と、つぶやきはじめ、

そろそろ一か月になるのだが、私には無関係と思われていた

フォロワーやリツイートがいくつか現れたのである。

はっきり言って、それが、不思議でたまらないのである。

いや、そりゃ私も特定の人フォローしているが、

その人たちは、有名人だもの。

だいたい、そのフォローしている人たちのツイートをまとめてみるために

ツイッター始めたようなものなのでね。

 

読書の覚書なので、本のタイトルと、出版社とか入れるのは、

私にとっては当たり前のことなのだけれど、

それが、検索に引っかかるのか、

出版社さんとか、担当さんに見つかるようなのだ。

ま、稀なことだろうけど。

感想なんかをツイートするのに、文字数制限にひっかかって、

続きなんてのを二つ三つ繰り返すと、

本のタイトルがあるツイートだけ、リツイートされたりして、

読まずにポチッとボタンを押しているんじゃないか?と

疑ってみたくなる。

 

読後感など書いてみたりして、

意外とこういう風に感じている人は多いのではないかとか、

この本を好きな人が、これを読んでくれるとうれしいとか、

このつぶやきをたまたま見た人が、本を開いてくれたらとか、

私にも、ちょっと思惑はあったりするのだが、

まさか、出版社がリツイートするとか思わなかった。

そこから、私なんぞのつぶやきを見に来る人もいるのであろう。

なぜだか、フォロワーが数人だが、いたりして。

 

出版社さんがリツイートすると、それをフォローしている人の

目に留まるってことにもなるのだということを、

昨日改めて思い知ったのが、

ただ、ある瞬間に、ある小説のことが頭によぎったようなことを

呟いていたら、それが出版社さんにリツイートされ、

それを、その作家さんが見たのか、

作家さんにリツイートされたということがあった。

そんなことなら、もっと気の利いた感想を書いておくんだった

とも思ったが、後の祭りである。

 

だいたい、その作家さんのファンがフォローしているだろうから、

その小説を読んでいる人も多いだろう。

たいしたこと書いてないのに、リツイートされたりしたら、

「なんだ?このツイート。もっとちゃんとしたこと、書かんかい!」

と思われてんじゃないかしら…と心配になる。

かといって、気の効いたことを書けるかといったら、それは出来ない。

でも、ツイッターだから、つぶやきだから許されるってこともあるんだろう。

 

膨大な量の情報から、自分が欲しい情報だけ取出し、

自分の中に取り込んでいくというのは、

なかなか難しいことで、出来たら、初めから

細かい目の篩にかけて、必要な分だけ取り込んでいきたいところだが、

時々、寄り道するのも、何かの縁かもしれない。

でも、それだけに時間を費やしたくはないので、

ある程度の篩はいつも持っておきたいものだ。

何でもかんでもリツイートすりゃいいってもんじゃないと、

出版社さんにリツイートされて思ったのだった。