午後の山登りにて
いつもは、自宅から歩いていく天拝山登山だが、
昨日は、F氏の用事で出かけ13時までかかったので、
それからF氏を自宅マンションの近くで下し、
S氏と二人で車で天拝山下の駐車場まで。
13時15分に歩き始め、14時50分に下り着くという
楽ちん登山であった。
午前中登ることが多いのだが、
10月も半ばとなると、昼でもそんなに暑くはない。
山に登り始める前の、駐車場から登山口までは
暑かったけれど。
暑くないとはいえ、肉布団が厚くなっているので、
半袖で十分であった。
途中、結構小さな子もお父さんお母さんと登っていて、
身軽だから、どんどん先に行っちゃ于男の子がいたり、
山登りに慣れていないのか、ぐずってお父さんに
引っ張られている女の子がいたり…。
「こんにちは~」の挨拶が飛び交う登山。
気持ちがよかった。
急な山ではないので、かなりご高齢のかたも登っていらっしゃるし、
なかには、若い男女が仲良く手を繋いで登っていたりして、
でも、そういう人たちも「こんにちは~」と挨拶をしていく。
世のなかの世知辛さを忘れさせてくれるひとときだった。
公園のため池で、水遊びをしている少年ら3人が、
大きな蛙を網ですくって大騒ぎしていたのも、
あ~、こういう経験って、貴重だよなぁと思ったことだった。
懐かしい故郷のあぜ道を、蛙をびっくりさせ、
追っ払いながら走った梅雨空を思い出す。
蛙に追っかけられる夢なんか見て…。
それでも、なぜか、蛙が好き。