編み物
昼間、車を運転していて、
あまりの暑さに、やっぱり編み物は早いか…と思ったが、
どうしても、手編みで作りたいものが出来たので、
夕食後、始めたところ。
毎年、編み物シーズンが到来して、
編み始めると、なんだか、指が、久しぶりに触れる毛糸に、
ちょっと照れているというか、恥かしがっているというか…
するすると糸が流れてくれなくて困る。
おまけに、視力も年々衰えていき、
ピントの合わない指先に、この編み目はそろっているのか?と、
不安なまま編み続ける。
自分用に編んでいるので、ちょっとのふぞろいは気にしない。
一気に編み上げたいところだけれど、
三角のストールを、尖がりから編んでいくと、
徐々に一段の網目が増えて行き、
まだ、半分の段数なのに、一段編むのに時間のかかることかかること。
かぎの模様編み、編み図からも指先からも目が離せない。
そして、目は離していないけれども、
よく見えていないという情けなさ。
しかし、その、よく見えないという状況も、
なんか慣れてきたら、ちゃんと編めるという。
昔取った杵柄ですわな。
編み物を教えてくれた、おばあちゃま、ありがとうございます。
あの、初めて編んだマフラーで使ったかぎ針で、
ショールを編んでおりますよ。
編み終わったら、いちじくお供えしに帰ろうっと。