とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

編み物している時は無理

ハードディスク中に録画して、見ていない映画があり、

今日、明日でいくつか見たいなぁと思って

何があるか見てみると、

アラビアのローレンスとか、戦場のメリークリスマスとか、

楢山節考などあって、早くみたいという気持ちになった。

 

が、今、編み物しなきゃ~!と思っているので、

映画は無理であった。

とくに、見始めたアラビアのローレンス…字幕は無理だ。

絶対に編み物時間との共有は出来ない。

 

ということで、また、見て(聴いて)しまった。

ベルナルト・ハイティンク指揮

ロンドン交響楽団

ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68

クラシック音楽館で11月1日の放送があった分。

もう、4度目。

たまたま、ザッピングしているときに、聞いたことのあるフレーズを耳にして、

あ、これは~と、頭出ししたのが運のつき。

今、編み物しながら、クラシックを聴くという時間が

私の生活の楽しみ。

ブラームスがベートーベンの重圧に打ち勝たねばならなかった

というハイティンク氏の言葉に、素人の私も思わず納得。

この曲、ベートーベンと記憶していたから。

コーラスなどないものの、第九に似たところある。

ハイティンク氏が作曲家と指揮者のことを話していた言葉

作曲家とその曲が芸術であり、指揮者はそれを解釈して、

そのままを伝える…的なことを言っていた。

それが、大変興味深かった。

それは、ストーリーテラーが、おはなしの持つ力に従い、

語り手が前に出ないという姿勢でいなければならないことと

似ているように思ったから。

 

クラシック音楽館で11月15日に

チェコ・フィルのスメタナの連作交響詩『我が祖国』が

全曲通しで聴けるということで、楽しみにしている。

指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェク氏が、

チェコプラハ出身であることを知り、

ますます楽しみになっている。

きっと、『我が祖国』への思い入れも深いだろうからね。

私が持っているCD『MÁ VLAST』は、

ヴァーツラフ・スメターチェク指揮

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

スメターチェク氏もプラハ出身で、

このCDは、1980年にプラハ芸術家の家で録音されたもの。

この『MÁ VLAST』は、大好きで、

この曲と、チェコに興味を持たせてくれた

フィギュアスケーター トマーシュ・ヴェルネル には、

大変感謝している。

 

クラシックを聴きながら編み物をしているのか、

編み物をしながらクラシックを聴いているのか、解らないが、

うちには、オーディオ機器がないので、

パソコンで、ヘッドフォンしてしかCDをきけないのが残念だ。

15日には、『MÁ VLAST』が全曲演奏されるのが録画され、

私の宝物になるのではないかと予想する。

 

あ、明日の、NHK交響楽団

ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』も楽しみ。

ドビュッシーの曲も、幾つかすごく好きな曲があるし、

『牧神の午後への前奏曲』はフィギュアスケート

カロリーナちゃんが使ったプログラムが印象的だった。

ついでに22日のhr交響楽団と、五嶋龍氏(バイオリン)演奏の

チャイコフスキー バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 も

すっごく楽しみ!!

チャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調 作品35といえば、

2007フィギュアスケート世界選手権で

高橋くんが銀メダルを取った時のショートプログラム

あの華やかで壮大なステップで、

イメージがグワーッと伝わってきた曲。

 

実は音楽は、長調より短調なものの方が好みで、

特に、バイオリンは、メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトみたいな

切ない曲もいいなぁと思うのだけれども、

チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトのほんのちょこっとだけ

淋しい音が混じるところや、派手な盛り上がりも

気分が大変盛り上がって、良いねぇと思うのである。

 

しばらく、こういった音楽に浸っていそうだなぁ。

編み物もはかどるってもんだ~。

 

真央ちゃんGPシリーズまずは1勝、おめでとう!

ということで、プッチーニの『蝶々夫人』も通しで聴きたい。