とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

今日は2回繰り返し

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RKSBZ3SCL._SY355_.jpg

これが、私が持っている 『MÁ VLAST』

なかなか良いでござるよ。

るろうに剣心を見たからこんな口調に)

 

今日は、編み物をしながら、これを2回繰り返し聞いた。

ん~、やっぱり好きだ。

この『我が祖国』を聴くと、ついつい、

チェコ共和国の国家『我が家何処や』を口ずさんでしまう。

チェコ語で Kde domov můj と書く。

素敵な国家で、Youtubeで歌詞付きのものを探して

覚えたのは、7年前だったか…。

2008年ヨーロッパ選手権でトマーシュが優勝した時だ。

チェコ語勉強したい!と思っていた頃だ。

 

『MÁ VLAST』は、交響詩で、6曲で構成されている。

第1曲「ヴィシェフラド(高い城)」第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ」第3曲「シャールカ

第4曲「ボヘミアの森と草原から」第5曲「ターボル」第6曲「ブラニーク

スメタナ自ら書いた解説がライナーノーツに記載されている。

そのへんは、ウィキペディアにも載っているのでよく知られていることだろう。

 

この6曲の中で「ヴルタヴァ(モルダウ」は、もちろんだが、

私は第4曲の「ボヘミアの森と草原から」が大変好きである。

風とそれになびく緑の草を感じる。

子ども時代に育った、田舎の、だだっ広い田んぼの稲が、

風にざわざわと揺れる風景と同じものを感じる。

チェコには海がないが、私の田舎も内陸で、海なんかない。

なんとなーく、似たような風土なのではないかと思う。

クリスマスにコイを料理するチェコのことを、

全く知らない国なのに、懐かしく思えるって凄い。

第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ」についても、ノスタルジーを覚える。

この曲に、日本語で歌詞をつけて合唱曲にしたり、

ポピュラー音楽でもさだまさし氏や、平原綾香氏らが詞をつけて

歌っていらっしゃるところを見ると、

やっぱり、何か、日本と共通するところがあるのではないかと思う。

第1曲の「ヴィシェフラド(高い城)」の主題は

大変美しく、優しい響きだが、その主題が

ヴルタヴァ(モルダウ」でも、そして、全体の最後

第6曲「ブラニーク」の最後にも現れる。

自国の自然や風土、伝説、歴史を織り込んだこの交響詩を描いた

スメタナという人の祖国への愛を感じる素晴らしい曲。

あ~、なんて素敵なんでしょう。

 

日本の曲で、この曲を聴いたときのような、

感情が沸き起こったことがあるかと考えてみると、

う~~む…なのだが、実は

高校生時代、国歌斉唱のとき、着席したりしてた自分が、

なんと、国歌の演奏を聴いて泣けてきたことがある。

それは、長野オリンピックの開会式でも行われたが、

雅楽での君が代演奏だ。

あ~、日本の音だなぁと、とてもしっくりきたのだ。

もともと、こういう曲なんだなぁと思わせてくれる演奏。

こういうのを、探して聴けるってところは、

ネットって有難いものだなぁと感じる。

 

『MÁ VLAST』は、本当に沢山の音源があるようで、

CDなどいろんな指揮者、楽団が演奏している。

それを、まとめたページなんかもあって、

自分もいくつか聴いてみたことはあるけれど、

個人で、そんなにもっているんですか?!と思えるほど

沢山『MÁ VLAST』を購入し聴き比べなどされている人がいて、

やっぱり、何か、日本人が好きになる要素があるような気がしてならない。

 

その人のおすすめを、聴いてみたいとも思うが、

私のおすすめは、1990年にプラハの春音楽祭で、

西側に亡命していた、第1回プラハの春音楽祭時の首席指揮者クーベリック氏が

40数年ぶりにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演したもの。

これは、DVDが出ている。

それと、やっぱり、このスメターチェク氏の『MÁ VLAST』

なんというか、チェコ人によるチェコ国歌的演奏

な、気がするのだよなぁ。

チェコなんか行ったことないし、全く縁もゆかりもないんだけど、

そう思っちゃうのは、ただ、私の耳に心地よかったのであろう。

このスメターチェク氏の指揮する、

ドヴォジャークの交響曲第9番新世界より

を聞いてみたいのだが、残念ながら品切れのようである。

 

チェコというと、『長い長いお医者さんの話』

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51T504J7TZL._SX329_BO1,204,203,200_.jpg

カレル・チャペックとか、

絵本作家のヨセフ・ラダとかヨセフ・パレチェクとか

そう言った人たちにも、好きだなぁと思うものがあるし、

ドイツ文学になってしまうのだろうが、チェコ出身の

フランツ・カフカとか、オトフリート・プロイスラー

といった人たちにも、なぜか惹かれるものがある。

プロイスラーのこちらは、

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51F5E1u6amL._SX298_BO1,204,203,200_.jpg

プロイスラーは、チェコ リベレツで生まれ育った。

大山脈リーゼンゲビルゲのふもとボヘミアに伝わる

山の神様リューベツァールにまつわる伝説集。

 

あ、夢中になっているうちに、日付が変わってしまった。

明日(今日)のために、おやすみなさい。

 

今日のクラシック音楽館の放送は、明後日、ゆっくりと聴くことにしよう