とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

手開き

父に買ってもらった出刃包丁で、
結婚してしばらくは、アジをさばくなんてことを
していたなぁと思いだした。
最近は、魚って、切り身を買ってしまう。

この前、ラジオで、イワシが旬だと言っていた。
イワシ・・・青魚はすきだが、家族があまり…。
でも、青魚は必要だ!旬のイワシだ!
と思ったのは、そのイワシの手開きを、
すごーく簡単そうに説明していたから。
それに、魚が好きではない上の子が、
もう、ここにはいないので、思う存分、
挑戦できるってもんよ!

と、昨日買い物に行ったら、さすが旬だ!
20センチほどのまるまるしたイワシが
五尾入ったパックが200円を切っていた!
ここであったが百年目…

イワシの梅煮なんてのを食べたいのだが、
やっぱり、「手開き」してみたい。
ってことで、とりあえず、「手開き」に挑戦!

ネットで、ちょっと画像を見たりして、
イメージは完璧に出来上がった!
ほぉう!ほんとに骨がはずれていくぅ〜。

こういう作業は、やっぱり大事だよねぇ。
いただく命のからだのこと、知っておかなきゃねぇ。
こんなの見たら、「骨がやだ」なんて、言えなくなるさ。
脊椎動物だもん、骨あるさ!
理系で、生物扱った実験って、結構やっていたので、
解剖している間隔が甦ってきた。
生物って、ほんとすごい。
人間には、こんなのゼロから作り上げたり出来ないね。

で、結局、「手開き」は完了したものの、
昨日は昼の弁当にも魚が入っていたと
息子に反対されて、
今日のためにチルド室へ。
そして、大葉を買ってきて、
塩コショウ、チーズで味付けし、
タイムとパセリ少々、大葉をはさんで
くるくる巻いて、焼き上げた。
(オリーブオイルを切らしていたのを忘れていたのは
大変ざんねんであった)
ちょっと、塩気がつよかったが、良い一品ができ上がった。

楽しい手開き。
もう少し小ぶりのイワシでもやってみたい。
手開きがちゃっちゃと出来るようになったら、
イワシのフライを沢山揚げてみたい。
梅肉と大葉をはさんで…ゴックン。おいしそ〜。