とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

昨日ジュンク堂にて

昨日、午前中、先生のお話を聴きに行って、
帰りに、先生おすすめのエッセイ集を購入するために
ジュンク堂へ立ち寄った。

エッセイ集だけ買うつもりが、
2時なんて時間に外の暑さに対抗できる体力を
持ち合わせていないような気がしたので、
結局2時間半も、ジュンク堂をうろうろした。

うろうろすると、欲しい本が沢山見つかり、
更に、欲しいと思っていた本が、
沢山あることを思い出して、
更に書店内をうろつき、あれこれ見るも、
財布の中身が、引き留めるので、
やっぱりこれは今回はやめておこうとか、
こっちにしようか…いや、こっちか、とか、
悩んでいるうちにあっという間に3時になった。

本日購入した本。
エッセイ集〈石井桃子コレクションV〉 (岩波現代文庫) トルストイ民話集 イワンのばか 他八篇 (岩波文庫) みどりのゆび (岩波少年文庫)

『エッセイ集』はこれまで読んできた河出書房新社から
出ている4冊に既出のものが、ほとんどだとは、
わかっていたが、河出書房新社のものを4冊買うまでには至らず。
この『エッセイ集』を読んでいるうちに、
「あ『プーとわたし』よみたいな」とか
「また『みがけば光る』をよんでみようか」なんて思うかも
知れないので、その時は、図書館様を利用させてもらう。

『イワンのばか』は、小学生の時に読んだが、
これが、大人向けの文庫、それも岩波文庫であるのなら、
40年ぶりに読んでみるかぁ〜
ロシアを感じてみるかぁ〜と、手が伸びた。
(決して岩波文庫特製ブックカバーが欲しいから
ってわけではない。いや、3冊購入したら、
ぜひとも、応募はするだろうが)
ロシアの昔話っていうのも、大変面白く、
トルストイの、その昔話、民話的な話も好きだ。

『みどりのゆび』は、戦後70年という節目の年に、
今、審議されている(まっとうな審議かはあやしい)
安保法案について、どういう自分の意であるか、
また、戦争とか、平和についての自分の考えを
はっきりさせるうえで、この『みどりのゆび』は、
児童文学に分類されてはいるが、
かなり、重要な手掛かりをくれた本なので、
かならず手に入れようと思っていたのだ。
ほんとうは、愛蔵版が欲しかったのだが、
それは、私にはちょっと贅沢。
だから、いつか、誰かにプレゼントするとしたら、
そのときは、ぜひ愛蔵版を買うことにして、
自分は、岩波少年文庫版を購入。
(決して、岩波少年文庫特製トートバッグが
欲しいからってわけではない。
いや、3冊購入したら、ぜひとも、応募はするだろうが)
↑このプレゼントフェアのことを、店頭で知ったが、
岩波の児童書編集部さんは、HPにもツイッターにも
ファイスブックにもなーんにも載せてない。
トートバッグ、ちゃんと準備されているのだろうか?
そもそも、売る気あるんかーい?!と、突っ込みたくなる。岩波少年文庫ファンとしては、大変もどかしい。
フェア対象本が知りたいのだが…

ショーペンハウエルの『読書について』を、
いつか、買いたい!と思うのだが、
昨日、光文社の古典新訳文庫から出ている事を知り、
迷った挙句、また手が出せず。
岩波好きな私には、堅苦しい斎藤忍随:訳を手元に
置いておきたい気がするが、鈴木芳子氏による
新訳は、読み易そうで、ちょっと惹かれる。
図書館に入らないかなぁ〜と期待して、購入を断念。


ジュンク堂のあちこちに、これでもか、これでもかと、
『火花』が置いてある。
もう、150万部を超したということだ。
きれいにならんでいるところを見ると、
もう、落ち着いたんだろうと思っていたが、
私が文庫ゾーンをうろうろしている間に、
きれいに並んでいた本の数冊がいなくなっていた。
今でも凄く売れてるんだなぁと感心する。

私は『流』を買うつもりだったのだが、
8月8日以降に購入すると、
23日にある東山氏のサイン会の
整理券が貰えるというので、
娘に相談してからの購入にしようと思い止まる。
しかし、もしかして、8月8日あたりに、
品切れなんてことにならないだろうね…。
県立図書館の横断検索してみると、
図書館に1冊ってところが多くて、
『火花』との違いを見せつけられて切ない。
福岡在住の東山氏なのに…。

覚書…8月23日(日)14:00〜15:00
ジュンク堂にて
東山彰良氏サイン会
1時間って、どれくらいの人がサインしてもらえるんだろうか?
いや、サインはどうでもいいが、東山彰良氏の
テレビ画面での印象がとても良かったので、
実物のオーラを感じたいとちょっと興味がある。

久しぶりに大型書店で時間を費やし、
あれこれ思った金曜日の午後であった。