とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

変態というタイトル

涼しくって嬉しくって、S氏とみなみの里へ。

キズソフトとクロダマルソフトを半分ずつ食べ、
S氏のチャレンジしたブタのしっぽの唐揚げを二口、三口。
帰りに、ラーメンでも〜という話になり、
南へ4キロ程のちゃんぽん屋さんへ。
S氏が小さいのにきくらげトッピングくらいでいいと
言った言葉に耳を貸さず、レギュラーサイズを食べあげたが、
もう、立ち上がった瞬間からお腹の具合が…

夏バテか…
今日は、午後、トイレと娘のベッドで過ごし、
なんてこったい!な休日一日目だった。
いつまでも若くないんだから、気を付けなければ。
しかし、レギュラーサイズのちゃんぽんを完食して、
腹具合を悪くするなんて…
胃腸は強いのが自慢の私としたことが…がっくし。

ちょっと具合が良いと思った時に、ベッドで開いて
数ページ読む、ということを夕方やっていた。
メタモルフォシス
変態ってタイトルが、ぴったりだなぁと感心。
布団圧縮袋の中から出てくるシーンは、
さなぎから羽化する蝶とか蝉を思い起こさせた。
しかし、やっぱり、主人公が羽化するってことではなく、
やっぱり、どっから見ても、変態チックである性嗜好。
変態チックというより、ド変態と言った方が良さそう。

腹具合が悪い私は、そんな変態チック文章でいたぶられて、
「私はマゾではないのに…」
と、泣きたくなった。
人間の価値観が多様化しているように、
人の性嗜好も多様化してるんだろうか。
本当に、こんなことで、死んじゃう人がいるのかなぁ〜、
世の中、知らないことがいっぱいあるんだなぁと
アラフィフおばちゃんは、不思議がっている。

「メタモルフォシス」を読み終わり、
「トウキョーの調教」を読んでいる途中。
お腹の具合も良くなったことだし、一気に読んでしまおう。

それにしても、体調の悪い時に読むには、
ちょっと、ハードな感じがする内容だけど、
気持ち悪いなぁと思いつつも、
なんかさらりと読めちゃう文章なのであった。
ときどき、マゾとか調教とかとは置いといて、
ドキッとするような文章があるのが、たまらん。

羽田圭介氏の芥川賞受賞式のキメたヘアースタイルと、
久米書店の時の、ポロシャツの一番上のボタンも
きっちりと止めてあったことを思い出し、
なんかおかしくなって、笑いを押さえる私であった。
思い出し笑いは、気持ち悪いな。