とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

先週

岩波文庫特製ブックカバーとは、どのようなものか?
HP見ても、材質がよく解らないのだが、
水に濡れても大丈夫なものなのかな?

先週、書店に立ち寄って、岩波文庫のコーナーに行ったが、
「はじめよう、極上の読書2015」の小冊子を
見つけられなかった。
そのかわりに、駅の中の小さな書店にある、
岩波文庫のコーナーに出向いて、
2冊目(このフェア中のね)の岩波文庫を吟味。

いろいろ欲しい本はあるけれど、
フェア本のリストを見て、一応
少し絞ってはいたのであるが…。
例えば、ニーチェの『善悪の彼岸』とか
今さらだけど中勘助銀の匙』とか
『文語訳 新約聖書 詩篇付』とか。

ただ、目を奪ったのは、この本だった。
永遠平和のために (岩波文庫)
背表紙だけだと、薄い本なので印象は薄いはずだが、
なんと、小さい書店にもかかわらず3冊も並んでいた。
フェアの帯は一冊だけだったけれど。
店長さんの心意気だろうか?
それとも、ただの発注ミスか?

ともあれ…戦後70年の今年、
これを読むというのも意味のあることだと思う。

昨日、今日と、通勤の電車の中で
難しか〜〜〜と思いながらも、真剣読んでいる。
何度も繰り返し、咀嚼して飲み込む、
そんな読書…さすが、岩波文庫

さぁ、あと一冊は、何にするかなぁ。
フェア終了まであと一か月。