とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

20160110

今日は午前中、田んぼの中を通って、図書館まで歩いた。

気持ちのいいお散歩をかねた、

図書館にて、本を探すという目的のおでかけ。

 

お正月に録り溜めていた気になる番組を、

この三連休に一気に見ようと思っていたが、

『100分de平和論』という特番が、とても良かった。

その中で、高橋源一郎氏が取り上げていた

ヴォルテールの『寛容論』が借りたかったのだ。

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18世紀に、すでに、こういう思想、哲学があったのか・・・

ということと、

時代が変わっても、人間って、変わら(れ)ないんだなぁって、感じて。

 

でも、行きつけの図書館には、『寛容論』が入ってなかった。

 

出ばなをくじかれたけれども、その本を紹介した

高橋源一郎氏のこの本を読むことにした。

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短編なので、一気に1作品を読み上げた。

タイトルにもなっている「さよなら、クリストファー・ロビン

思いがけず、泣いてしまうところだった。危ない危ない…。

残りは、おねむのお供にすることに。

 

そして、先のテレビ番組で、ダイアローグ(対話)が大事ということが

言われていたので、対談集を。

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佐野洋子さんと谷川俊太郎さんの対談とか…へぇ~~と思ったのと、

阿川佐和子さんとの対談のタイトルに石井桃子さんの名前があったので。

 

そして、石井さんのこちらも借りた。

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昨年、このなかのセミとりの朗読を聴いて、

石井桃子さんは、言葉の使い方だけではないなぁと

好きを確認したので、じっくり読みたくて。

 

気楽に楽しめるようにこちらも。

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いつみても、「暮しの手帖社」という手書き風文字が、心をくすぐる。

 

あとは、以前借りて、バッグを編んだのだが、

このスタークロッシェという編み方は、

大変奇妙で、凝っているが、それでいて、なんだか

お花が咲いたように可愛らしくなるのがすきなので、

このなかから、つばのある帽子を編もうと思って。

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今日借りたのは、5冊。

じっくり読みたいのは3冊。

2週間でこれくらい読めたらいいんだけど。

まだ、読みたい本はいろいろある。

とくに、5月に映画が公開される『64』は、公開前に

読んでおきたいなぁと思って、文庫を予約している。

窪田くんが出るので、ちょっと気になっていたのだが、

なんだこのキャスト?!な映画。それも、前・後編に分かれているらしい。

 

昨年読んだ本のベストの記事も書きたいけれど、追々…。

ちなみに、昨年読んだ本の中で、読んで良かったなぁという

読書が出来たもの

『決壊』『大人になるっておもしろい?』『ハイジ』

『ひみつの王国』『鳥の物語』『星の牧場』

『スクラップ・アンド・ビルド』『芸人と俳人

それから、石井桃子さんのエッセイ集

まだまだあるのだけれど、特に、挙げた作品は、

感じ入ることが多い作品だった。

 

今年も、いい読書ができますように。

素敵な本に出会いますように。