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とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

「モグラ」「春」といえば

読書の記録

買い物に車で出かける時、エンジンをかけたら

小川洋子さんの声が聞こえてきた。

ロディアスライブラリーの時間だ!

モグラ…春…

おお!今日は、『たのしい川べ』なのだな!

 

私は春という季節が好きではないのだけれど、

(浮足立った感じが落ち着かず嫌である。

偏頭痛がするなどの理由で

ちなみに、花粉症はない)

春先になると、『たのしい川べ』のモグラが

土の中から何かに誘われて地上に躍り出る感じ、

おひさまを仰ぐ感じが

とても心を暖めてくれるから、手に取るのだけれど、

なかなか先を読み進められずにいた。

もう、何年も何年も。

 

あんなに、斎藤惇夫氏が絶賛する、

石井桃子さんの訳本を最後まで読めていないなんて…と

いつも思いながら、途中で止まってしまう。

 

けれども、今回、一気に読み進んだ。

ドキドキハラハラがあり、

ときに、心にジーンと染み入るシーンもあり、

キャラクターの面白さもばっちりで、

こんな楽しい本を、なぜ、子ども時代に読まなかったのか!

私のバカバカ!と思う。

まだ、なぜ、子どもに読んであげなかったのか!

私のバカバカ!!と思う。

(そういう本ばっかりだなぁ)

 

なつかしの我が家の章なんか、もう、泣けて仕方なかった。

モグラ君の純粋さとか、素直さとか、

ネズミ君の優しさとか、小川洋子さんの言葉を借りるなら、

包容力とか、友達思いなところとか、

どの章も、引き込まれるのである。

パン笛の章なんかは、急に、神秘的な場面が出てきて、

そわそわしながら読んだ。

 

あと、4分の1くらい。

今晩も読むぞ~。

 

追記:『”ありのまま”の自分に気付く』読了。

今の自分に、凄く響く本だった。

小池龍之介氏の本、もう少し読んでみたいと思う。

 

気持ちは、ざわつく春。

不安と、恐れで、泣きたくなるのだけれど、

一日の、ほんの少しでも、本のなかの言葉たちが

私をゆっくりと良く揺さぶってくれ、心地良い。

本を読める幸せを感じている。

ヒキガエル君の情けない姿でさえ、気持ちを引っ張り上げてくれる。

何度も本に救われているが、開く本開く本に

支えてもらっている気がする。