とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

滑る滑る

Pチャンのスケートは、2007から気になっていたけれど、

ソチオリンピックで金メダルを取れなかったのが

気の毒なほどである。

世界選手権3連覇するほどに実力者なのに、

オリンピックの金メダルは手に出来ず。

でも、昨日のSPを見て、あ~、なんか、変なプレッシャーから

解放されたみたい、凄い滑りに柔らかさもプラスされて、

ますます魅力的なスケーターになったなぁと思った。

ほんと、滑る滑る…力んでいないのに、あんなに滑るってなぁ~。

 

あと、宇野君も健闘してて、4位なんて凄い!

彼のスケートは、大変好みである。

 

それから、やっぱり、羽生君のスケートに、驚愕…という感じだが、

じっくり見ると、やはりジェフリー的な動きが

あちこちに見えて、懐かしくなるのであった。

2007年、2008年あたり、

私が一番男子シングルにはまった時期であったかもしれない。

 

そのはまったきっかけである髙橋くんが、

ゲストで解説してるあたり、感慨深い。

本田さんの解説を聴いている時も、

元選手で、トップスケーターだった人たちは、

この後輩たちの活躍をどんな気持ちで見ているのだろうか?

とよく思ったもんだ。

本田さんも髙橋くんも、引退前は、怪我などで

思ったような成績を残せなかっただろうから、

余計に、後輩たちが伸びていくのを、ただ嬉しく…

というわけにもいかないのではないかと感じる。

金メダルを目指していた人たちにとっては…。

 

時々、振り付けに、あの頃の選手を思わせる瞬間があったり、

曲で、好きだった選手のプログラムを思い出したりする。

フェルナンデス氏のスペインのフラメンコもばっちりだが、

フラメンコの曲でスケートっていうと、

やっぱりランビエールを思い出すし、

テン君の動きに、髙橋くんのプログラムを思い出したりもする。

宇野君のスケートは、飄々としていて、

それでいて、曲に入り込んでいる風に見えるのが、

男子シングルスケーターとして、魅力でもある。

宇野君のインタビューの受け答えも、飄々としていて、

若いのに落ち着いているなぁと思う。

息子と一つしか違わないんだけど。

 

フィギュアスケート見ながら、

トマーシュはどうしてるんだろうなぁとか、

アントン君も、コーチ頑張っているかなぁとか、

ジョニーさんは、解説やってるんだろうか?とか、

ブライアンは?ケビン・ヴァン・デル・ペレンは?とか・・・

昔、楽しませてくれた選手たちを思い出す。

 

今は、選手たちの順位を気にせず、

ただ、プログラムの面白さを見ていられるのは、

なぜなんだろうなぁ~と思う。

こういった、距離感は大事だな。

 

明日の、男子シングルフリープログラムが楽しみ。

宇野君の緑っぽい衣装が好きである。