とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

上橋さんのエッセイ

今、娘が読んでいる上橋菜穂子さんのエッセイ集

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が、気になる。

娘が好きな守り人シリーズの作家さん。

最初の方を読んでいた娘が、ルーシー・M・ボストンの

『グリーン・ノウの子どもたち』を読んでみたいと言ったので、

頁をちらちら見ていたら、児童書のタイトルがあちこちに出てくる。

 

『グリーン・ノウの子どもたち』は、中学生の頃読んだでしょ、

と言ったけど、読んだ記憶がないと言う。

いやいや、シリーズ6巻とも、図書館で改版になる前のを読んだはず。

しかし、行きつけの図書館には、シリーズを置いていなかった。

昔はあったはずなのに…。旧版処分しちゃったのか?

そして、改版は入れていないのかぁ。

リクエストしたら、近くの図書館から回ってくるはずだから、

予約カードを2巻分書いた。

午後、図書館に返却に行った際、出してこようねという約束。

 

まだ、『明日は、いずこの空の下』も読み終わっていないようだが、

延長するなら、私にも読ませて欲しいなぁと思った。

 

明日から、週一職場に出向くはずだったが、

調子が下がり気味で、昨日は弟相手にずっと泣いて不安がっていたそうな。

だから、昨晩、担当さんにお電話して、

行けなくなったこと、いったん白紙にしてしまうことを謝罪した。

これで、少しは不安もなくなるだろうと思うのだが、

きっと、何もしていないことも、彼女の不安につながるのだろう。

ちょっと早いが、今日は病院に行って、

デイケアを頼んでこようかねぇと話している。

まだ、そこだったら行けると娘が思っているうちに、

外にはなるべく出して、いろんな人との接触をして欲しい。

それが、社会復帰に繋がることを信じて。

 

今日から、息子は新学期。

弟が学校に行ってしまうことで、家に一人になることも、

彼女の不安を引き起こしているのだろう。

周りの事が何もわからなくなっていたことを考えると、

今の娘の状態は、ずいぶん回復したと思う。

焦らず、急がず、ゆっくりと彼女の回復を支えていきたい。

 

上橋菜穂子さんの、文章に、救われている娘。

上橋さん、ありがとうございます。