どこでそうなったのか・・・
妹から、手紙が届いた。
大変、嬉しかった。
今までをふり返ると後悔ばっかりで、
本当に生きているのが恥ずかしくなるほどなんだけれど、
それはもう自分で責任を取りつつ、
恥をかきながら生きていこうと思っている。と…。
自分だけじゃないなぁと、安心させられた手紙であった。
自分で責任を取りつつ、
恥をかきながら生きていくって、いいなぁって。
私も、人に言えない傷、いや、罪というべきか、
そういうものがいくつもあって、
その中の最も酷いものを、妹は知っているので、
責任を取りつつ、と書かれると、身に染みる。
個人のあり方は環境との相互作用で決まってくる
環境との相互作用、運命と自由意志の関係・・・
考えると、頭が熱をもってくる。
ただ、今の自分があるのは、自分が育ってきた環境と、
その時代と、人間関係云々が、複雑に絡み合って、
そうして、自分ができ上がってきたというのは、私もそう思う。
しかし、自分がなぜ、その時々で、この道を選んできたか…
何を良しとしてきたかなど考えると、
不思議だなぁと思うことが数多くある。
子どもの頃好んで読んだ本にしても…。
満たされた人より、生きていくのに難儀している人の方が、
何倍も人間味があり、その人生が深いような気がして、
憧れですらあったように思う。
そして、それは、今でもそう。
どうして、そういう境遇に憧れたりするんだろう?と思わないでもないが、
本の中では、そういう人たちの傍には、必ず素敵な人がいるのだった。
例えば…と、考えると、あれこれ浮かんでまとまらない。
今日は、この辺で。
また、近いうちに、子どもの頃憧れだった
本のなかの登場人物について、書いてみようっと。