とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

型紙探し

ノースリーブのブラウス…というより

タンクトップといったほうがいいか。

でもニット素材で作るつもりはなくて、

パッチワークをしていたころに買い溜めた布が、結構あって、

あれは、形にして使わなければ、なんと無駄な…ということになるので、

平織のコットン素材で作りたいと考えた。

手縫いでもできそうだし。

 

娘が生まれた後、子ども服を作るのに買ったミシンが、

壊れてしまったので、思い切って処分した。

残ったのは、裁縫名人というロックミシンのみ。

これは、ロック専用ミシンで、直線縫いができない。

 

タンクトップの型紙なんか、自分で作れそうなのだけれど、

伸縮性のない生地で作るとしたら、

型は重要だろう。無理して着たら、ビリビリッと

やぶれてしまうかもしれん。

後ろに一つボタンをつけるのもいいかもしれぬ。

それで、今日は仕事だったのだが、昼休みに

近くにある手芸店へ、型紙売っていないかなぁとのぞきに行った。

行ったついでに、去年出て気になっていた『大人の日常服』に

何かアレンジできそうなのないか見てこようと思ったのだが、

こちらの本は切れていた。

同じデザイナーさんの新しい本が最近出ていたようで、

『大人にいい服』に、よさそうなノースリーブのリボンブラウスが

紹介されているようであるが、

店であれこれ本を見てしまったばっかりに、

今日はいいか…という気持ちで店を出た。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tk5eLcgFL._SX398_BO1,204,203,200_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/514oqoZT8JL._SX398_BO1,204,203,200_.jpg

そういえば、手芸店に置いてあった「コットンフレンド」という雑誌には、

同じ型紙でいろいろアレンジできそうなものが載っていて、

あれで900円しないのであれば、あれを買ってもよかったな。

 

で、家に帰って、むかーしの私が使っていた手芸の本に、

何か、アレンジできそうな型紙はないものか…と

数冊出してきた中に、すっごく懐かしいものがあった。

1988年学生のころに使っていた山口れいさんの本。

(自分でバイトしてミシンを買ったんだっけ…)

『山口れいの手づくりの本 着て、飾って楽しいワードローブ集』

という本で、型紙がすごく簡単なもの。

サイズがMサイズのみなので、自分で補正しないといけないけれど、

複雑な型紙ではないので、作れそうな気になる本だった。

実際、いくつか作ったし、本の中のイラストや手書きコメントなどを

眺めているのも楽しかった。

その中に、あった~♪ これ、使えるじゃない!という型紙が。

 

で、裏表紙に’88.JULY.23という日付が油性ペンで書かれていて、

娘に、私があなたくらいのとき、こんな本見て、ひとりで裁縫なんか

やってたんだよ、って話をしていたら、

娘、そのことには興味を持たず、冷静に

「でも、ミシン、捨てちゃったんやろ」だって。

 

1996年くらいに買ったミシンで、結構重さがある、パワーもある

ミシンだったのだけれど、子どもが大きくなってからは、

洋服を作ることもなくなって、なかなかミシンの出番がなく、

ずいぶん前から、糸巻もままならないかんじだったが、

今年明けてすぐ、ミシン動かそうとしたら、

もう、うんともすんとも言わなくなっていた。

 

今年、息子の体育祭で、鉢巻ぬうくらいかな~

と思ったので、買う予定はなく、

ちょっと、服縫うくらいなら、母と妹が使っているはずの

ミシンを貸してもらおう、と思っているのであった。

でも、ノースリーブブラウスを手縫いで、っていうのもいいなぁ。

 

娘が赤ちゃんの時、手縫いでいろいろ縫ったことを思い出したので、

やっぱり、この山口れいさんの型紙Dをつかって、

家にあるの布でタンクトップを縫おう!と決心した次第。

 

そういえば、裁縫名人は、針が2本ついていて、

ジグザグやりながら、直線縫いもやってたなぁ。

それも、ちゃんと動くかどうかは、確かめてみなければわからないが。

 

今日は、寝る前に編み物をしよう。

そして、『吾輩は猫である』を読みながら、

人間はつんつるてんで、毛がないんだから、

肌を守るものくらいは、自力でなんとか、しなさいよね~

なんて、ちょっと猫目線で人間社会を皮肉って、

ハンドメイド意識を高めて、今日一日を終えよう。

 

この夏の目標は

その1:コットンヤーンで、ダイニングの椅子の座布団カバーを編む。

その2:娘の誕生日までに、エコアンダリアの帽子を編んで、娘と一緒に使う。

その3:平織コットンのタンクトップを2つ以上縫う。

その4:大好きなチェックのコットンでパッチワークした

    ティアードスカートを縫う。(夏の鹿児島帰省までに)

 

そうこうしているうちに、娘もちくちくやりだすかもしれん。

そしたら、ホームウェアにするゴムのスカートやキュロットなんか、

めっちゃ簡単だよん!って、教えてあげたい。