とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

吉と出るか

『天山の巫女ソニン』は、娘と私が同時期に、はまって読んだ本。

私は娘ほどファンタジー小説は読まないが、

この本は、ファンタジーという意識をせずに、

楽しんで読めた本だった。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NQNDtYF4L._SX487_BO1,204,203,200_.jpg

 

娘が、雑誌ダヴィンチを見て、気になる本があるというのだが、

図書館に蔵書があるにもかかわらず、特別整理期間で閉館中。

開館は一週間先なので、ほかの図書館の蔵書を探す。

 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/61rIvtixKdL._SX347_BO1,204,203,200_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/61eq8Eg9XjL._SX348_BO1,204,203,200_.jpg

美しい表紙であるし、なんといってもタイトルがいい。

ファンタジーではあるが、どうも、ソニンのように、

ファンタジーを意識せずに読み進められるのではなかろうか。

私も非常に興味がわいた。

最近、文庫化されて、4巻で出ているようなのだが、

これは、ハートカバーで読みたかろうなぁ・・・

ってことで、今日は、いつも行かない図書館へ行く。

 

借りられるとして、この本が、今の娘に読める本かどうかは、

大変微妙なところだ。

娘が、サトクリフを難しくて読み進められなかったというのは、

読書仲間の私からしたら、大変ショックなことであった。

伝説とか、神話とか、そういうものも大変好きで、

昨年は『鹿の王』をあっという間に読んでしまったといっていたのに。

病気が彼女をそうしたのだろうけれども、

少しずつ、大好きだった世界をとらえることができるようになればいい。

ただ、この興味を持った本が、彼女にとって吉となればよいが、

もしかしたら、難しくて自信を無くすことにもなりかねない。

借りるのがいいのかどうかは、図書館で彼女が判断するだろうが。

 

私は昨日『ヴェニスに死す』を読み上げたので、

何か、借りてこようかなぁとも思うが、

とりあえずは、『吾輩は猫である』を読み上げたいので、

今日自分用には、手芸の本かなぁ。