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とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ある作家の作品を追いかける理由

読書の記録

昨日は、少し本を読んだり、ネットを見たりしていた。

 

ツイートチェックしていて、思ったのだが、

この頃、『マチネの終わりに』関係のツイートをすると、

いいねがついたり、リツイートされたりしていることが増えた。

『マチネの終わりに』が、よく読まれているということだろうし、

平野啓一郎氏の作品公式アカウントである

マチネの終わりにさんが、リツイートしているからかもしれない。

タグはつけていないが、タイトル名での検索にヒットしているのだろう。

そうでなけりゃ、私のツイートなぞ、見て楽しいものではない。

 

 『マチネの終わりに』は、平野啓一郎氏の作品の中では、

幅広い人に読まれやすい作品だと思ったので、

これをきっかけに平野氏の作品が、

沢山の人に読まれたらいいなぁと思っている。

そういう願いも込めて、ツイートに本のタイトルを入れている。

彼は芥川賞をとってからも、精力的に書き続けている作家だが、

どうも、デビュー作が『日蝕』という変わった作品で、

(漢字を自分で作って、なんて、ほんと異色である)

難しい作家という先入観が入ってしまったのか、

爆発的人気!という作品があるわけではないように思う。

けれども、なんというか、挑むような気持で手に取りたい作家である。

 

数日前、6刷決定!というツイートを見て、

再度『マチネの終わりに』を読んで、

おすすめツイートをしたいなぁと、熱が上がってきた。

『マチネの終わりに』は挑むような気持は捨てて、

単純に、登場人物とともに物語を受け止めていくという

そういう読書だったように思う。

だから、ほかの平野作品よりは、おすすめしやすい。

 

しかしながら、私、実は、まだ『マチネの終わりに』を

買っていないのである。

図書館にリクエストして買ってもらった。

平野氏のサイン会とかないかなぁ?

その時に買おうと思っているのだが…。

 

『マチネの終わりに』だけではなく、『透明な迷宮』とかでも

リツイートされたが、作家さん本人にリツイートされると

なんだかとても、首を垂れてしまう。

特別、ちゃんとした感想を書いたわけでもないし、

ただ、「読んでみて!」という気持ちを込めただけのツイートなので…。

平野氏にリツイートされた通知を見るたび、

ごめんなさい…って気持ちになる。

 ほかの読者の感想が、あまりに素敵な表現されているので、

もう、どう書きようもないのである。

私には、私はこれが好きってくらいしか書けない。

 

平野氏の作品を全部読んだわけでもない、軽いファンの一人だが、

それでも、『日蝕』『文明の憂鬱』のハードカバーは持っている。

『「生命力」の行方』も買って、あちこち開く。

芥川賞受賞からのファンです!というのは、嘘ではない。

息子が生まれた年に『日蝕』が発表され、私が本を手にしたのは

芥川賞が発表されてからなので、ファン歴も17年になるか。

 

平野氏の作品で、読了できていないものは、

『葬送』と『ショパンを嗜む』

それから第2期と言われる作品は、出て間もなく読んだが、

高瀬川』以外は、本の装丁は浮かんでも、

一つ一つの短編は、うっすらとも浮かばないものがあって、

今読んだら違うかも!と思う。

今年中には、読んでしまいたい。

 

平野氏の小説の中では、『空白を満たしなさい』と

『マチネの終わりに』は、人におすすめしやすいように思う。

また、『透明な迷宮』もすごく面白かった。

短編のほうがお好きな人には、こちらをお勧め。

 

個人的には、実はエッセイや評論、対談集なども好きである。

小説家さんなので、一押しが『「生命力」の行方』とかって、

失礼になるのかしら…と思うけど。

『本の読み方 スロー・リーディングの実践』も

自分の本の読み方にかなり影響があったような気がする。

 

生まれ年は8年ほど違うが、

現在、自分が生きている時代を反映してくれる作家さんなので、

ずっと追っかけていきたいと思っている。

〝分人主義〟も、いろんな人に知ってほしい生き方だし。

国政などについても、はっきり主張があって好きだし。

で、応援しています!の気持ちを込めて、

ツイッターで一押しツイートを続けているのである。

応援しています!というよりは、本当は、彼の作品に

助けられている部分がものすごく多いのだけれど。