とみいよむよむにっき

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TAO

老子の「TAO(道)」という哲学的な概念にうっとり。

バカボンのパパと読む「老子」<バカボンのパパと読む「老子」> (角川SSC新書)

 

無為自然」も素敵。

私が今持っている理想と、すごく近い。

紀元前というはるか昔から、このような考え方を残している

というのも、物凄いことだなぁ。

そして、その考え方に今更出会ったことにもびっくりだが、

今だから、自分の心に留まったということでもあるだろう。

 

自然の流れに任せ、ありのままの自分で生きていくこと。

それでいいのだ!

と、バカボンのパパも言っている。

実践編を読むのが楽しみ。

 

TAO(道)という捉え方

いろんな宗教にも通じるところもあり、

また、逆だったりもするか…。

春秋戦国時代という時代に生きた人のようであるが、

戦いが当たり前にあった時代に生きるには、

あまりに平和主義で、生きづらくはなかったかしらねぇと、

思うのだけれども、

何千年も経っても尚、人の生き方に影響する言葉を残すって、

凄いことだなあ。

うん、今の時代だから、余計に響くのかもしれない。

ありがとう、老子さま。

そして、ありがとう、ドリアン助川氏。