とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

車のこと

半年以上も更新せずに、ご無沙汰でございます。

再開!と自信満々には言えないが、

やっぱり私にはTwitterは難しく、ブログが向いていると感じている。

 

話は変わり・・・

今月に入り、車が不調。

不調とはいっても、エアコンが不調なだけ…と思っていたが、

さすが17年目の車なだけに、次は何が来るか?と

不安にもなるし、ディーラーさんも脅すし(笑)

 

毎日続く、厳しい暑さの中、エアコンなしでの帰省は危ない!

と思って、すぐにTOYOTAに行って、見積もってもらったが、

その金額は、想像以上だったうえ、

盆前には修理はできないとのことだったので、

応急的にクーラーガスを入れてもらって、無事に帰省できた。

 

盆休みも終わり、まだエアコンは機能しているが、

TOYOTAの営業さんから早速お電話あり。

S氏といろいろ話して、新車に買い替えるのは無理、

かといって4か月後に来る車検でさらに出費がありそうで

このまま初代フィールダーちゃんに乗り続けるほど、

お金に余裕はないってことで、中古を探してもらうことに。

車が絶対必要か?というと、実は別に絶対ではないのだけれど、

走行距離は伸びてなくても、何に使っていたかを考え、

それが出来なくなるというのは、かなり困りものであるというのもある。

 

11.5万キロほどの走行距離。

そのうち、おそらく4分の3ほどは、私の運転だったと思う。

購入の翌年、Kの病気が見つかり、高校卒業までは大学病院に通ったし、

学校への送り迎えも頻繁にしなきゃいけなかったし、

2006年から2014年の8年間はパートに車で通勤した。

車を変えて、ドライブが楽しくて、バーベキューや日帰り温泉

その後S氏が趣味で自転車に乗り始めたことから、

折り畳み自転車を4台乗せてサイクリングへ。

日常の買い物はもちろん、盆正月の帰省も車で。

家事に疲れてプチ家出の図書館へとか、朝の読み聞かせとか、

平日は私が好きに乗っていた。

 

この春高校卒業と同時に車の免許を取得したFも、

このフィールダーを2度運転。

いろんな思い出のつまった車である。

手放すのは寂しいし、大変辛い。

17年経っても、修理すれば乗れるはずなのだけれど、

その修理にかかる費用を考えると、

買い替えが妥当なんだろうなぁ~とは思う。

 

2000年、フィールダー誕生の年は

郊外にマンションを購入したばかりで、

当時6歳と2歳だったKとFを連れて、家族四人でのお出かけも増えた頃。

それまでは、私が独身時代に乗っていたトレノに乗っていたが、

2ドアのうえ、後部座席はせまく、チャイルドシートに子らを乗せるのも一苦労。

小さくてもドアが4つ欲しい、ってことと、

トレノも13年ほど経っていたことから、

VITZくらいはどうだ?と

あちこちの試乗車に乗りに行き、

最終的にたどり着いたのはカローラのお店だった。

フィールダーに試乗して、その乗り心地の良さに

S氏も私もほかの車を考えられなくなり、

初代フィールダーに決めたのだった。

2000年TOYOTAカローラフィールダーXGエディション

無理して買った新車だし、永く乗るつもりではいたけれど、

まさか本当に17年も乗れるとは思っていなくて、

だけど、故障もなく、本当に運転しやすい車だった。

 

無理して買ったから、カーローンのために

当時専業主婦だった私は一念発起して

子どもが寝ている間にできる朝刊の配達を始め、

支払いが終わってからも、しばらく続けた。

この新聞配達の仕事は、きつかったけれど、

面白い仕事であった。

 

フィールダーを買わなかったら、体験できなかったろうことが

結構あるのだ。

 

最近は子らの送り迎えもなくなり、日々の買い物がメイン、

ちょっとしたレジャー、帰省ありという感じなのである。

しかしやはり、サイクリングのことや

大人4人での帰省を考えると、やっぱり、フィールダー。

 

中古で担当さんが探して提案してくれたのは3台のフィールダー。

その中で、S氏が気に入ったのは、

予算内で購入できる6年前のフィールダーだった。

色は違うし、マイナーチェンジどころかフルモデルチェンジも

されちゃっている。

運転具合は乗ってみないことにはわからないけれど、

ガラッと変わることはないだろうとS氏。

特別仕様車だったのか装備が充実しているのは魅力的。

結構な距離走ってはいるけれど、

3年の保証はついていて、これまで通り、

カローラのお店に点検整備をお願いするとして、

まぁ、安心ではなかろうかということで、

ほぼ、決まりの状態だ。

 

まさか、こんなに早くに決まってしまうとは思わなかったので、

初代フィールダーちゃんとのお別れの心の準備はできていないのだけれど、

今月中には、お別れしないといけないことになりそうだ。

 

2歳だった我が子が免許を取って、うちの17年目の車を運転する

というのも、大変うれしい思い出だったが、

車には、嬉しい思い出ばかりが残っているわけではない。

 

娘の2度の大きな病気のことでは、

フィールダーちゃんの運転も結構辛いものだったし、

車の中で子どもをがみがみとしかりつけたことなんかも

いい思い出ではない。

S氏、私と、一度ずつ物にぶつけ傷を付けた事も。

だけれど、そういう嬉しいとか辛く、苦い思い出も、

全部ひっくるめて家族とフィールダーの思い出だなぁと思える。

あと、何回運転するかわからないけれども、

感謝の気持ちでお別れしたいと思っている。

 

あー、思っていたより、愛車との別れが辛く寂しいものになりそうだ。