とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

美しく輝くもの

今日は、とても開けた気がした。
人の話を聞いて、それで気持ちがすっとしたり、
目の前が開けたように思ったことは、
何度かあったことだが、
考えるということが、どういうことなのか、
また、自由に生きるということや、
ほんとうの人の美しさがどういうものなのか、
自分なりになんとなく持っていた概念が、
正しいとか間違っているとかいう前に、
自分が、本当にそれについて真面目に考えていたのか、
ということを反省しなければならなかった。
と同時に、この人の前では謙虚になれる、
また、正直な自分を出せるような気がした。
汚い自分や、醜い心でさえも、
全部見て欲しいとさえ思えるような人だと思った。

美しい人だなぁ。とても輝いている人だなぁと。
そして、その人が、言っていることを、
うんうんと鵜呑みにするのではなくて、
考えて自分の物にすることが大切なのだと
深く思わせてくれる人であった。
そう、考えないとな。

憧れの人であった。
こんなに近くでおはなしが出来るとは思っていなかった。
もし、次にお会いすることがあるならば、
きちんと物を考える、また、きちんと考えながら
活字を読む自分になっていたい。