とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

龍は眠る

この本を読んだのは、10年くらい前か? 今住んでいるところに引っ越して、 図書館に通い始めたころではないかと思う。 下の子が幼稚園に行き始めたころ。 そう、あのころ、なんだか解放された気になって、 空いている時間、子どもとは全く関係のないことに…

ヨーテボリ(切ない記憶)

フィギュアスケートのシーズンへ! 10月1日にはジャパンオープンが開催。 先日プルシェンコの欠場が新聞に載っていたが、 まぁ、それでも、ジャパンオープン出場選手を見る限り、 とても盛り上がりそうではないか。いつも、夏には、世界選手権などを見て…

野口英世

最近とんと読まなくなったジャンル「伝記」。 伝記の中でも、偉人伝は、ほんと読まなくなった。 昨年、子どもの修学旅行前に、永井博士の伝記を読んだけれども、 それ以降、このジャンルは読んでいない。子どもの頃、姉と私の本が並ぶ本棚は、 くっきりその…

びんの

昨日、ビで終わったので、 ビから始まる…と 考えていて、思い出したのは、この絵本だった。 美しい藤城清治さんの絵で描かれるアンデルセン。 しかし、これは、ぶどう酒びん。 ビで始まるなまえとか、あるにはあるなぁと思いつつ、 図書館にいくまえに、図書…

110924

前回借りた本は、どれもさっと読み終えるものだった。 それぞれ面白かった。 ムーミン谷への旅をすることに決めたし、 先生のこと、自分の子どものころを思い出すきっかけももらったし。 『アイヴォリー』は、 若くして死んでしまい、幽霊になった女の子アイ…

ルビ

子どもにも大人にも、というジャンルの本を読むのが好きで、 割合的に、8割近くが児童書・YAという分野。 図書館に行っても、子どもの本のコーナーにいることが 多いような気がする。そういう分野を読むときに、ときどきうっ!とくるのが、 これでもかこ…

トロル

北欧の昔話といえば『三びきのやぎのがらがらどん』 マーシャ・ブラウン:絵 (瀬田貞二:訳 福音館書店)そして、やっぱり北欧独特の魔物トロル。 自分の中ではムーミントロールが、 北欧独特の魔物トロルと一致しないのだが、 ま、別物として。 トーベ・ヤン…

トンケ・ドラフト

ああー、またUPするのが遅れた。 下書きはできていたのに。 フルで仕事に入ると、夜PC立ち上げる前に 眠ってしまうなぁ。 気を取り直して…。一昨日、出張していた我が家のティウリが帰ってきた。 それも、かわいいワッフルと共に。 中学生にお勧め!の本…

110921

テレビの中は台風15号。 都心部が直撃受けそうだからかな。 この付近は、特に何とも…だ。 それで、図書館へも、普通に行ったが、 こころなしか、ちょっと人が少ないか?今日借りた本。 さらりと読めそうだったので。 そうそう、最近、いろんな先生のことを…

てしごと

連休中実家に行ったとき、9歳の姪っ子が話してくれた。 手芸クラブで編み物をしているって。 アクリル毛糸で編む、アクリルたわしをつくっていると、 見せてくれたのは、アクリル毛糸で編む小物の本。 姪っ子用に、彼女の母親が買ってくれたものらしい。 見…

どうだって

学生から社会人の頃、椎名誠氏の本をあれこれ読んだ。 『銀座のカラス』は、新聞に連載していたのを読んで、 本では読んでいなかったかもしれない。 丁度、同じくらいの年代の話だったから、 とても面白く読んだ。 その中で、よく「まぁいいや、どうだって」…

情報カード

ちょっと前に汚い小箱が出てきて、 あ、懐かし〜と思ったら、中に本当に懐かしいものが入っていた。 こんなの捨てずによくとっているなぁ。 入っていたのは薄汚くなった、3Mのポストイット、 大学生協ブランドの使いかけ消しゴム。 そして、情報カード。情…

ハイジ

先日『小公女』で書いた福音館書店の古典童話シリーズ。 読んで感動したと言えば『ハイジ』もその一冊である。 ヨハンナ・シュピリ:作 (矢川澄子:訳 福音館書店) 文庫も出ている。 ハイジに出合ったのは、テレビアニメが先で、 ちょうど小学校に上がる歳だ…

このたびは

子どもの頃、意味もわからず、それでも楽しんでいた遊び。 小倉百人一首 3人姉妹で、読み手は祖母で… 妹を泣かせながらのかるた合戦だった。始めてやったのは、小学校の頃だったろうか。 蓋が紫の布張りの箱に入っていて、 居間の棚の高いところに置いてあ…

高楼方子

この作者の本、絵本も好きだが、物語がすきだなぁ。 『緑の模様画』(福音館書店)は凄く好きだが、 高楼方子さんにはまったきっかけの本は なんといってもこちら。 『十一月の扉』を読んだのは、 2007年初め頃だったろうか。 私が読んだのは新潮文庫の…

よかった!!

『小公女』読了。 完訳本、素晴らしい。 翻訳家でない高楼方子さんの訳が、本職さんには どうなのかわからないけれども、 英語まるっきしだめな読者としては、 なんとも素敵なセーラであった。 高楼さんの、あとがきも面白かった。 解説もすごく興味深く読ま…

小公女

バーネット:作(高楼方子:訳 福音館書店) 数日前に、記事にしたこちらの本を購入できた。 この数日、布団の中で楽しんでいる。小公女は、小学生の時ダイジェスト本を読んだ。 高校時代にアニメがあって、 なぜかクラスの男子に人気があった。 ♪泣き虫は庭に…

枝野幸男氏

彼の官房長官ぶりは、 福田康夫氏が、官房長官だった時の感じに近いものを感じていた。 毎日毎日ニュースを見ているわけじゃないし、 新聞なんかも読み切れずにいるから、 本当に適任だったかというのは、 しっかり見ている人たちからしたら、 ダメダメだっ…

やはり出てきた名前

経済産業相のあっという間の辞任の前日、 枝野前官房長官がTVの報道番組に 生出演しているのを見た。3月11日の地震以来、しばらくは、 枝野氏の顔を見ない日はなかった。 原稿を読み上げるというよりは、 自分の言葉で冷静に話す、その姿勢は 土曜日の番組…

ルチアさんの作者

あー、危ない危ない。 『ルチアさん』にしたら、終わってしまうところだった。 そう、しりとりをつづけているタイトルは、 「ン」で終わらないよう、注意しなければ。 海外の方などは、「ん」で終わるお名前が、結構多いのだった。『ルチアさん』の作者が、…

110910

『人形の旅立ち』長谷川摂子:作 (福音館書店) やっと読んだ。難儀した。 長谷川摂子さんの子どもの頃がもとになっている物語のようだが、 昭和30年代らしい、物語の中は、 独特の雰囲気を持つファンタジー。 そして、少女なおの、感受性の鋭さに、 読み…

高橋君のbe SOUL

今日、図書館にて、発見。 そうか、こういう本も置いてくれるのかぁ。今更だなぁと思いつつ、 ぱらぱらっと開いて、そそそと読んだ。好きな音楽だと、気持ちが入るが、 そうでもない音楽だと…というところが納得。 バンクーバー五輪の前に出たこの本、 その…

つい今しがた

コメントがきているのを読んで、あれこれ思いついたので、 いくつか、自分の好きな小品集を挙げておこうかなと。上の子は、一人で読む子だったけれど、 下の子はそうではなく、ゲーム三昧だったので、 小学校を卒業するまで、寝る前の読み聞かせをしていた。…

万年筆

祖父からもらった万年筆が、どっかに姿を消した。 万年筆、しばらく使っていないしなぁ。 万年筆ケースと、カートリッジ二本はあるんだけど。 祖父のシェーファーの万年筆、どこ行ったんだか…。で、今日、買い物に行った無印良品で、 アルミ軸の万年筆を衝動…

ムギと王さま

ファージョン作 (石井桃子:訳 岩波書店)ファージョンや、エイキンなどの短いおはなしが好きだ。 どちらかというと、短編よりも、長編の読み物のほうが 好きなのだけれど、 ストーリー・テリングというものを知ってから、 短いおはなしの楽しみ方が、少し…

子どもの本を読む

3年ほど前に読んだ本。 『子どもの本を読む』河合隼雄:著(講談社+α文庫) 時々、ぱらぱらとめくる。 子どもたちと一緒に楽しめそうな本を探して。 実際は、自分が楽しむ本との出合いとなった。子どもの本といえど、じっくり時間をかけて 深く深く読んでみ…

内田莉莎子

現代のエンターテイメント小説あたりの記事から、 いきなりこの方の名前をタイトルに持ってきてすんません。自分の子どもとの生活に、イライラしていた。 自分が一般向けの小説を読む時間も、 家事育児の間をぬって、読まねば…と思うと、余計にイラつく… な…

伊坂幸太郎

昨日に引き続き、10年ほど前の自分の読書ブームより、 伊坂幸太郎氏のこと。 伊坂幸太郎氏を知ったのは、ポルノグラフィティ、ハルイチの、 カフェイン・イレブンにゲスト出演したことによる。 『重力ピエロ』(新潮社) なんだか人柄がよさそうで、小説書…

東京湾景

下の子が幼稚園に行き始めたくらいの年だったと思う。 吉田修一氏の小説を何冊か続けて読んだ事がある。たしか、吉田修一氏が『パレード』で山本周五郎賞を取ったあとだった。 新聞にインタビュー記事が載っているのを読んで、 吉田氏が長崎出身だと知ったこ…

110903

リクエストしていた本が回ってきた。 ちょっと前に借りた 『「読書」は一冊のノートにまとめなさい』 と同じ著者、奥野宣之氏の本で、気になってリクエストしたのだけれど、 これは、自分にはあまりヒットしなかった。日記なのか?ただのメモなのか? 思い出…