とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

短く、思いっきり短く

美容室にて、若い女の子が、
「バッサリ切ります。肩の上位まで」
と、担当さんに話しているのを見て、
思わず、見えない物差しを当てた。
ううむ、20〜25センチというところか。

一か月に1センチ伸びたと換算すると、
2年ほどかけて伸ばしたものってことになる。
そして、残る髪が肩までだと、20センチくらいで、
切ってしまう髪は一番長いもので、
3〜4年お付き合いしたってことになるなぁ。
バッサリ短く切るのは、賛成〜!
と思ったけれど、女の子、担当さんに
「本当にいいんですかぁ?」
と念を押されていた。

私もバッサリ切ったが、バッサリと言っても、
長い所で、5センチくらいか。
さようなら、半年…という感じ。
残っているのも、かなり短い。
樋口可南子さんみたいにお願いします」
と言ったら、担当さんが検索してくれて、
「あ、ソフトバンクのお母さんですね」
って言われた。そうそう。

顔は全然違うので、樋口可南子さんには
申し訳ない気持ちになりながら、
この短さは、髪の毛を洗うシャンプーも少なくていいし、
流す水も少なくていいし、もちろん、お湯も少なくて、
ドライヤーなんて、ほんのちょっぴり。
かけなくてもいいくらい、と思っているので、
大変な節約ヘアスタイルである。
だいたい、髪が多いので、伸ばしても暑苦しいだけなのだ。

夏がすぐそこまで来ている。
あの女の子、夏仕様にがらりと変えてみようと
思ったのだろうか。
あのお年頃だと、きっと周りから
「失恋したの?」
なんて、下世話なことを効かれるんだろうか。
それとも、失恋したら髪を切るなんてのは、
昭和の話なのかもしれないなぁ。