とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

Long long ago

図書館でこの本を見つけた時、
ぼくは、図書館がすき―漆原宏写真集

時々利用している図書館の写真がいくつか
掲載されているのを見つけて、おぉ〜。
知っている図書館員さんが写っていて、またまた、おぉ〜。
やっぱいいね、図書館、いいね!
と、テンションが上がって、パラパラ見て、書棚に戻した。

次に図書館に行ったとき、また、その本が書棚にあったので、
そういえば、全国のどんな図書館が写っているのか、
しっかり見なかったなぁと思って、
最後の方に載っている、掲載されている写真の図書館名と、
その写真撮影日のページをじっくり見たのだが、
ん?こ、これは!
というものを、見つけて、そこで涙ぐんでしまった。

もう、二十数年前、そこにいたことがある…
という、図書館を見つけたからだ。

それは、学生の時の大学図書館
その図書館は、大学通りに面した図書館前門を入ってすぐにあり、
自分が在籍していた学部からは少し離れていたのと、
アパートに帰るには、正門を出たほうが早かったので、
教養部の時に、2,3度利用したくらい。
勉強ってのが、出来ていなかったのだな、私。
だけれど、図書館の前の通りは、よく覚えている。
あの門を抜けると、背の高いヤシの木が
通りの両側に並び、南国を思わせた。
中央図書館へは通りから階段を上っていき、入館できた。

ノスタルジーに浸ってしまう。

学生の頃、
今くらい、図書館に入り浸っていたら、
私の人生も、違っていたろうか…。

やっぱりい好きだな、図書館。
この写真集、ほんとにいいよ。

今日は、お気に入りの図書館に行かなかった代わりに、
ニトリさんの三段ボックス2つ組み立てて、
MY図書コーナーを作ったのであった。
結構な数になっているなぁ〜と、
旦那君に見られるのが怖かったりする。
日焼け防止のため、カーテンなどをつけたほうが
良いかもしれぬ…。
でも、本の背表紙は、いつも見えるほうがいい。
なにか、いい方法は無かろうか…。