とみいよむよむにっき

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勝てなかったのね

今さらであるが
4日の公式練習観覧の感想。男子シングルの部。

ジュニア女子シングルが終わり、製氷10分の後、
男子シングルの練習開始。
なんといってもパトリックが見れるというので、
それまで結構冷静に見ていた私だが、
男子シングルはどうもかなり昂揚していたらしい。
みんなの四回転を見逃すまい!
パトリックの滑りをじっくり!
織田君の柔らかい着氷とはどんなものか…
何ていろいろ心構えはしていたのに、
覚えているのは町田君が気合い入りすぎな感じだったのと、
パトリックがどうも、本調子ではなさそうだったこと。
織田君は変な力みがなさそうだったこと。
ハン・ヤン君の滑りが滑らかでスピードがあったこと
くらいかなぁ。
あ、羽生君のウエストの細さにヒョエーだった。
練習着はピッタリしていて、余計にそう見えた。

羽生君は、気合入っているようで、
じつは結構落ち着いているように見えた。
まぁ、ホームってこともあるかもしれないけれど、
パトリックと一緒の試合にもう、慣れちゃったんだな。
何番目だったか(多分四回転では全選手の中で最初だったかも)?
ジャンプで転倒したのは、助走の時から見ていたので
見たのだが、そのあとはもうどこでどんなジャンプを跳んだか
記憶になく、残念。
羽生君は、もう少しがっちりしてきたら、
もっと存在感が出てよかろうと思う。
線が細い。動きは大きいから、今がベストなのかもだが。
曲かけのフリーはとても落ち着いている感じだった。

パトリックは本調子ではなさそうだったけれど、
4−3をキス&クライの近くで成功させていた。
あと、目の前でやってくれたステップのトレースが、
凄く美しかった。
四回転をじっくり見てやるぜ!と思っていたのに、
しっかり覚えているのは、その、遠くで跳ばれた4−3のみ。
これは遠目にも、大変安定した着氷で良かった。
曲かけフリーは、パトリックに注目し始めた2007年を
思い出させてくれた。
あの頃は若かったねぇ。

なんかみんながあちこちでジャンプの練習をしていて、
四回転だか何だかわからないまま、どこを見たらいいんだ?!
と…いうことで、パトリックの曲かけの後は良く覚えていない。

織田君は何番目に曲かけだったかなぁ。
曲かけは、練習なのに、お客さんがノっていた印象。

コフトン君なんか、背が高いなぁ〜という印象しか…
あと、ジュニアのピトキーエフ君は、
プログラムやジャンプが、なんかプルシェンコさんを
思わせるのだけれど、
コフトン君は、ロシアロシアな感じがあまりしない印象を受けた。

町田君の曲かけもじっくり見たつもりだったのに、
なんだか、曲かけがフリーだったかどうだったかも
覚えていない。青い練習着が目立っていたのに…だ。

そんな感じで、羽生君の4Sも見逃したし、
ハン・ヤン君のかっとび3Aも見逃した。

ただ、パトリックのあのトレースは凄く残っている。
あれ、なんていうステップの種類なんだろう。
だれか、ステップを見分けられる人に解説してもらいながら、
見たいなぁと思った。
あと、ジャンプの種類、大分見分けらるようになっている
と思ったけれども、あそこまでみんながじゃんじゃん跳ぶと、
どこ見ていいのか混乱してきて、
まるで、流星群を見ているように
「あ、流れた!」「あ、あっちも!」「また!」
ってだけの観覧で涙。
曲かけの時に、欲張って、他の選手の
四回転を見逃すまいとしたところから、
どうもおかしくなっていった。残念だぁ。

でも、試合が終わって思ったのは、
やっぱり、4日の練習中から、パトリックは
多分調子が上がっていない感じはあったことと、
羽生君は、いい感じに落ち着いていたことは、
見ていて感じ取れ、やっぱり、そういう結果になったなぁ
ってこと。
町田君は気合が入りすぎていて、
練習もじっと見るのがきつかったけど、
SPは、気合が空回りした感じだったような。
織田君は、転倒はあったものの、落ち着いてまとめられたし。

とにかく初の公式練習観覧は、
堪能したけど、男子シングルについては思い入れが
強すぎて、私も町田君並みに気合が入っていたからか、
覚えておりませぬ。

帰りに思ったのは、あの場に高橋君が居るのを
見たかったなぁと…それだけ。
やっぱり、パトリックと高橋君が同じリンク内にいるのを
見てみたい!!
その中に、トマーシュもいて欲しい。
なんてことを、夢見ているのであった。
オリンピックまであと二か月。
みんながんばっておくれ〜〜。