とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

140729

『ST黒の調査ファイル』は、読んだ中でも
特に面白く読んだ本だ。
明日はいよいよ〜〜っていうか、
今週は一週間長いなぁ。
ようやく水曜日がやってきたって感じだった。

で、今日はボランティアで、
小学校の図書委員さんたちと読み聞かせの練習。
愉しいひと時であった。
そのあと、図書館で小一時間…。

今日、借りた本。

西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)三国志〈下〉 (岩波少年文庫)

西遊記(上) (福音館古典童話シリーズ (15))

西遊記祭り?!いえいえ、そうではありませぬ。

さっき、ムーミンの記事を書いたのだけれど、
ムーミンの続きを借りることができなかった。
頭の中はムーミンなのだが、諦めるために、
あれこれ見て回り、夏休みだからこそ!と思う何かを
読もうと思ったのだ。
それで、福音館書店の古典シリーズの『西遊記』を読もうと思ったのだが、
そういえば、『西遊記』は岩波少年文庫からも出ていて、
比較しながら読めば、どちらが読み易いか、
どちらが自分好みかというのが、解るだろうと思い、
それで、どっちも借りてきたのである。
一見すると、福音館書店の君島久子さんの文章は、
固いし、古い感じがするのだが、
ほんの少しだが砕けた感じの岩波少年文庫ではどうだ??

実は、最初の目次の時点で、
今の子は古典シリーズの方は読めないのではなかろうか?
と思ったのだが、実際比べたところ、
なんというか、歴史物のような雰囲気が強く味わい深いのは、
福音館書店の文章のような気がする。
それは、君島久子さんの訳、文章に、自分が慣れている
ということがあるかもしれないのだが…。
一体、どっちの訳が、今の子どもたちには受け入れられるか?!

古典シリーズが、全部そろっていたらいいのだけれど、
私が行きつけている市民図書館には、全て揃ってはいない。
でも、お目当てのネズビットの本はあった!

宝さがしの子どもたち (福音館古典童話シリーズ (12))

『砂の妖精』を読んで以来、イーディス・ネズビットって、
好きな作家の一人だ。
中村妙子さん訳の『鉄道きょうだい』も、
子どもたちの性格が凄くわかるように、描写されていて、
これぞ!と思う。
仕草なんかに表れている…こういう表現がたまらん。

西遊記』にはまる前に、ムーミンからワンクッション。
『宝さがしの子どもたち』を、まず読もう!と思う。