本日発売
『いのちの場所』内山節:著 岩波書店
本日発売らしい。
HPで見つけて、表紙に惹かれた。
静かな森の中。静かなグレー。静かな生活。
複種の動物たちの静かな共存。
ブックサーチャーで内容を見てみたら、
シリーズ ここで生きる の最終巻(第10巻)だとわかった。
内容紹介文にも惹かれたが、中でも最後の一言にとどめを刺された。
深く静かな思索。
そうなんだよなぁ。
今、自分に足りないものだ。
自分を深く深く見つめるとき、やはり、
独り静かに潜り込み、沈んでいく必要がある。
私は、そのスタイルが自分に合っているとわかっている。
声の出し方を忘れるくらい、じっと一人で考える時間がないと、
自分がどこにいるのか解らなくなる。
自分のスタイルをわかっているのに、
どうしてこうも、脱線するのか…。
賑やかさや華やかさの中に、私の輪郭がぼやけそうになる。
喧騒の中から抜け出す術を身につけなければ、
ぼやけるどころか、いなくなってしまうかもしれない。
沈黙は金! 頑張れ、私!